- バイクと桜を撮影したい
- 調べても花見の名所ばかり・・・
- ゆっくりと花見も楽しみたい!
春の定番といえば、花見ツーリング。満開の桜を眺めると、春とバイクシーズンの到来を感じます!でも、お花見スポットのほとんどは公園の中で、愛車と桜を一緒に撮れないことが多いです。ネットで調べてみても、なかなか役立つ情報が見つかりません。
そこでこの記事では、バイク歴=カメラ歴なカゲモトが、大阪周辺の桜を堪能できる撮影スポットをご紹介します。穴場スポットや撮影のポイントなど、バイクと桜の撮影に役立つ情報をお届け!

2025年の開花・満開予想も調べてみました。訪れる際は、SNSも活用して見頃を逃さないようにしましょう!
カメラや新しいレンズに興味があるけど高くて手が出せない。。。そんな時はカメラレンタルサービスがオススメです。安く借りられて実際に試せるので、自分に合うカメラやレンズ探しがはかどります。
気になるスポットが見つかったら、カメラレンタルを活用してフォトツーリングに出かけましょう!
【2025年度】桜の開花・満開予想 in関西

地 点 | 開花日 | 満開日 |
彦根市 | 4/1(火) | 4/8(水) |
京都市 | 3/27(木) | 4/3(木) |
大阪市 | 3/26(水) | 4/2(水) |
姫路市 | 3/28(金) | 4/5(土) |
奈良市 | 3/27(木) | 4/3(木) |
和歌山市 | 3/25(火) | 4/1(火) |
2025年の桜の開花は西日本では例年並みか、やや遅れると見込まれています。
桜の開花には、冬の寒さと春の暖かさが必要です。昨年の秋は暖かい日が続いたので、桜への刺激は穏やかだったようです。でも、12~1月に強い寒波が流れ込んで寒い冬になりました。3月は平年よりも暖かくなると予想されているため、桜の開花はそこまで遅れずにやってくると予想されています。
日本気象庁の開花・満開予想を参考にすると、4月1日(火)~13日(日)がベストシーズンといえそうです。

ちなみに桜の開花期間は10~14日間といわれておる。満開から1週間程度で徐々に花が散っていくそうじゃ。
もちろん、地域や気候によって差はあるぞ!
バイク×桜!映える写真が撮れる穴場スポット7選
大阪周辺のバイクと桜が撮れるオススメ撮影スポットをマップにまとめました!それぞれを詳しくご紹介します。
宮田川沿いの桜並木

丹波篠山市の北部に流れる「宮田川沿いの桜並木」は4kmにわたって続く隠れ名所です。ソメイヨシノやヤマザクラ、八重桜が両岸に植えられ、川を渡れば違った景色を楽しめます。
背が高くないので、桜の下を走り抜ける瞬間を収めることも可能です。木々は良い間隔で植えてあるので、レンズの焦点距離を選ばず楽しめます。

宮田川の反対側は田んぼなので、人工物が写り込みにくいようになっています。道は狭いですが、舗装されていて、砂の浮きも少ないので走りやすいです。
Googleマップに表示されているピンより、東側の方が人通りも少なく、ゆっくりと撮影できました。川沿いはハイキングコースにもなっているので、譲り合って楽しみましょう。
ラーメンが食べたくなったら、播州ラーメンはいかがでしょうか。南西に約30km走れば、播州ラーメン認定店の「かおるちゃんラーメン」に到着します。
播州ラーメンは、TBS系列『マツコの知らない世界』の「ご当地ラーメンの世界」でも紹介された人気のご当地ラーメンのひとつ。甘味のある醤油スープが特徴です。
篠山川桜並木

大阪府池田市と京都府綾部市を結ぶ快走路、国道173号線にあるのが「篠山川桜並木」です。無くてはならない存在過ぎて、花見の目的地に上がらないかわいそうなスポットです。交通量も多いので「あ、桜咲いてるー」と、楽しみつつ素通りするのが一般的。
ぜひ、満開から1週間後くらいに立ち寄ってみてください!とんでもない桜吹雪が風に舞い、桜色の嵐が吹き荒れます。幻想的な風景が楽しめる、期間限定の穴場スポットです。
ただ、交通量が多くてタイミングを計らないといけないため、撮影難易度は高め。望遠レンズを使って切り取るのが最適に思います。撮影はできなくても、寄り道する価値のあるスポットです。
籾井川の桜並木郡

ツーリングの休憩や待ち合わせに便利な三角ローソンのそのすぐ近くに「籾井(もみい)川の桜並木」があります。道は狭いですが、舗装されているのでオンロードバイクでも走りやすいです。
勝手に名付けたので、Googleマップのアイコンはありません。デカンショ街道や三角ローソンの駐車場からも見えるので、迷わずに訪れられるはず。



桜が道の両側に植えられているので、名所にも負けない桜のトンネルを独り占めできちゃいます。望遠レンズでギュッと圧縮したくなりますね。
また、籾井川の周辺にはさまざまな桜並木が密集しています。三角ローソンを拠点にして、桜並木探しを楽しむのもオススメです。幹が太くて迫力のある並木やオフロードバイクと撮りたくなる並木など、表情豊かな桜たちと出会えます。
今日はハンバーガーにかぶりつきたい!それなら、食べログ百名店にも選出された「KONdA to(コナト)」がオススメです。国産&無農薬のこだわりハンバーガーは、スパイシーでボリュームたっぷり!テイクアウトもできるので、お花見のお供に最適です。
本梅川 桜並木

「本梅川 桜並木」は、季節を問わず撮影を楽しめますが、やっぱり春は格別。交通量の少なさは開花の時期も健在です。田んぼもオフシーズンなのでゆっくりと撮影を楽しめます。


桜並木はまだ若く、少し間隔が目立ちます。広角や標準レンズだと少し寂しく写るので、やっぱり80mmなどの中望遠以上がオススメ。ただ、並木は田んぼと川の間にあり、あまり左右に振れず、構図が単調になりがちです。焦点距離300mm以上の望遠レンズがあれば、まだまだ楽しめそうな気がします。
藤原宮跡

桜と菜の花の名所「藤原宮跡」はハイシーズンになると観光客でかなり賑わいます。バイクと桜を一緒に撮影なんて無理だと思われがちですが、バイクで近づける細道があるんです。もちろん、進入禁止の看板はありません。
ただ、桜並木まで少し離れているので、レンズ選びが大事。画像のEXIF情報を確認したところ、標準ズームレンズを使って28mmで撮影していました。やっぱり望遠レンズで狙いたいですね。
桜と菜の花が咲き乱れているスポットは少ないので、藤原宮跡は訪れる人が多い人気スポットです。見頃を迎える時期は、駐車場に入るクルマによる大渋滞が発生します。左腕の痙攣も覚悟して訪れた方が良いかもしれません。
津風呂湖

ブラックバスやワカサギ釣りで有名な「津風呂(つぶろ)湖」には、苔むして味のある桜並木が楽しめます。国道370号線から湖に続く道は細いですが、ちょうどいい窪みもあるため、落ち着いて撮影が可能です。

びっしりと苔に覆われた幹からは、樹齢の永さを感じます。曇った日に訪れれば、また違った景色が楽しめそうです。
津風呂湖沿いの道に開けたポイントは少なく、1~1.5車線の道が続きます。目的が花見や撮影だけであれば、無理に通り抜けなくても良いでしょう。ただ、西側にあるダムの天端を走る道はちょっとワクワクします。
ピンを落とせませんでしたが、県道256号線沿いに桜並木があります。道路が狭いため、撮影の際はご注意ください。
吉野川 桜並木

津風呂湖の南に流れる吉野川の裏ルートに「吉野川 桜並木」があります。本線の府道262号線をそれて裏ルートを走る理由がないので、交通量はほぼありません。駐車場付きの飲食店が建てられる規模の広い駐車スペースがあるので、機材を好き放題広げても大丈夫。

道路自体は狭いので、路上駐車はおすすめしません。ガードレールもあるので、離れて取った方が目立ちにくいです。山の影に入りやすく、時間や天気によって雰囲気がコロッと変わるので、難易度はやや高め。交通量の少なさを活かして、じっくり腰を据えて撮影を楽しむのがオススメです。
映えすぎて困る柿の葉寿司が、吉野川 桜並木のすぐ近くで販売中です。現在はテイクアウトだけですが、花見ツーリングならちょうどいいですね。お気に入りの温かい飲み物を水筒に入れて、ゆっくりお花見を楽しみましょう。
バイクと桜を撮って春を堪能しよう!
今回は、愛車と桜を一緒に撮影できる大阪周辺の撮影スポットをご紹介しました。気になるスポットは見つかったでしょうか?ご紹介した場所で人と出会うことがほぼなかったので、今でもゆっくりと撮影できるはずです。
バイクと風景をメインで撮っていたので、望遠レンズの必要性を感じていませんでしたが、絶対に持っていた方が良いです。遠くにある景色でも、愛車の近くまでグッと引っ張ってこられるので、今ではツーリングに欠かせません。
私のおすすめはTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)。発売された2020年に即効で購入しましたが、今でもランキングの常連レンズです。高倍率ズームレンズらしからぬ高画質で、荷物も軽くなるので、ライダーとの相性がとても良いと感じています。

そして「いい場所知ってるよ!」「ココが地味に良いんだよ」という情報などあれば、ぜひ一緒に共有しましょう!
ではまた!
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