- いつも同じ道を走っている気がする
- もっといろんなところに行ってみたい!
- ツーリングマップルって必要なの?
楽しいツーリングも慣れてくると、何をするか考えるのがおっくうになることがあります。
ツーリングでナビは便利ですが、目的地までナビの案内通りに走るだけはモッタイナイ!
この記事ではツリマを10年以上愛用しているカゲモトが、ツーリングマップルをオススメする7つの理由と便利な使い方をご紹介します。
ツーリングマップルのことでよく聞かれる質問もまとめました。
『ツーリングマップル』があればツーリングが何倍も楽しくなります。
ツーリングマップルを初めて知った人、購入を悩んでいる人、すべての人にツーリングマップルの良さを届けたい。
バイクライフには欠かせない、永遠のベストセラー。
その愛をぜひ!受け止めてください!!
私の重い愛を受け止めてくださったライダーさんから、うれしいコメントをいただきました。
ツーリングマップルをオススメする7つの理由
ツーリングマップルはツーリングに関する情報が詰まった、ライダーたちのバイブル的道路地図です。
目的地選びに便利なスポット情報やルート選びに役立つ道路情報など、ツーリングはもちろん、ドライブやサイクリングでも大活躍!
普段、ツーリングマップルの愛称「ツリマ」と呼んでいるので、この記事でもツリマと呼ばせていただきます。
それでは、永遠のベストセラー、ツリマをオススメする7つの理由について詳しく語っていきます!
定番から穴場まで満載なスポット情報
目的地・経由地探しで活躍するのが、ツリマ独自のアイコンです。
ツリマの地図には、ツーリングに役立つさまざまなアイコンが記載されています。
著名な観光地などの定番スポットから、聞いたこともない穴場スポットまで、スポット情報が満載です。
「ツーリングアイコン」の好展望地や〇〇の名所は目的地・経由地探しに役立ちます。
好展望地のアイコンを見つけると、どんな景色が待っているのか興味が湧くので、目的地が別にあってもつい寄り道してしまいます。
「百選・文化財など」は絶景探しに最適です。
ツリマ取材陣が選んだ奇岩巨岩百選や一般公募から選考で選ばれた100名瀑など、魅力的なスポットがたくさん紹介されています。
定番スポットから穴場スポットまで情報が満載のツリマは、旅好きなら持ち歩きたいバイブルです。
一目でわかる道路情報
ツリマならハイライトや色分けで、路面や景観などの道路情報が一目でわかります。
ピンク色のハイライトはおすすめルートで快走路やワインディングロードを示し、オレンジと白の破線は路面がダートの未舗装路です。
おすすめルートを実際に走った印象は「快走できる」「歩行者が少ない」「信号が少ない」「景色がきれい」などでした。
上の地図を見ると、ハチ北高原を南北に走る「瀞川氷ノ山(とろかわひょうのせん)林道」は、おすすめルートだけどダート(未舗装路)なのがわかります。
ハチ北高原をオンロードバイクで気持ちよく走るなら、国道9号線の「兎和野高原口」から「村岡小代線」に入って県道135号線で9号線に戻るのが楽しそうです。
目的地までのルートにピンク色の道を選ぶだけでも、ツーリングの質はグッと上がります。
実際に走って集めたリアルなコメント
地図を埋めるほどのさまざまなジャンルのコメントがツーリングに役立ちます。
地図上のコメントは、各エリア専属の取材担当ライダーなどが、毎年実際に走って集めた生の情報です。
リアルなコメントなので、ツーリングに出かける前に目を通しておくと、ツーリングに深みが増します。
「道路コメント」はルート選びの判断材料になり、「観光・飲食系コメント」は逆に謎を呼び、確かめに行きたくなることも。
頻繁にツーリングに出かけていると、目的地選びに困ってきます。
ツリマのコメントは読むだけで行ってみたい場所が見つかり、目的地を決めるヒントになります。
日帰り温泉とキャンプ場の便利な一覧表
ツリマには日帰り温泉とキャンプ場の一覧が、地図のページ順でまとめられていて便利です。
日帰り温泉一覧には料金や営業時間、宿泊の可否が記載されているので急な宿泊に役立ちます。
キャンプ場一覧には料金や営業期間、ライダーにうれしい乗入れ可否の情報もあります。
ツーリングの目的が温泉やキャンプなら、一覧を利用すれば探す手間をはぶくことが可能です。
宿泊地を決めないツーリングや悪天候などで走行が困難になってしまったときも、情報がまとめられた一覧はとても役立ちます。
ガソリンスタンドやライダーハウスなど豊富な施設情報
地図上にも施設情報のアイコンが記載されているので、ツーリング中の予定が立てやすいです。
走る道の周辺にある施設情報が分かるので、休憩や食事のタイミングを逃しません。
事前にガソリンスタンドやコンビニがあるのが分かっていれば安心できます。
プランを練っていなくても現在地や目的地付近の施設情報が一目で分かるので、ノープランツーリングも楽しめます。
手書きメモでオリジナルのマイマップ作成
ツリマは紙製なので、地図上に手書きメモを残すことが可能です。
自分で見つけたスポットや走った道の感想を残しておけば、再び訪れるときに便利です。
手書きメモが増えるとツリマに愛着が湧きます。
私と一緒に世界に一つだけのマイマップ作りを始めてみませんか?
私のツリマは通った道をマーカーでチェックしてます。
気づかずに同じ道を使うことを避けられるのでオススメ。
全都道府県の走破はできたので、次は全国の道路を走破するのが目標です!
ネット社会の今!あえて紙の地図を使う浪漫
純粋に、、、紙の地図を片手に旅しているのがカッコいい。
私はその下心が一番の理由かもしれません。
ツーリングマップル(ツリマ)の情報
販 売 元 | 昭文社 |
価 格 | 通常版:2,200円 R 版 :3,300円 |
ラインナップ | 北海道、東北、関東甲信越、中部・北陸 関西、中国・四国、九州・沖縄 |
サ イ ズ | 通常版:A5判(150×210 mm) R 版 :B5変形判(194×245 mm) |
縮 尺 | 通常版:14万分の1(北海道は20万分の1) R 版 :12万分の1(北海道は17万分の1) |
付 録 | プランニングマップ 小冊子「全力取材BOOK」 Route!年間利用クーポン |
公式サイト | https://sp-mapple.jp/touring-mapple/ |
付録のプランニングマップは表面がエリア全体の高速道路線図、裏面が書き込みや塗りつぶし用の大判地図です。
ツリマの前半部分が「全力取材BOOK」で、ツーリングの目的を見つけられる情報誌になっています。
使い方に合わせて選べるツーリングマップルR
ツーリングマップルには通常版とR版の2種類があります。
価格やサイズ、地図の縮尺以外の違いをまとめました。
ツリマの通常版に比べ、地図や文字が見やすくページが開いたままになるR版は使い勝手が良いです。
重量は通常版が約300g、R版が約680gあり、持ち出しには通常版がオススメです。
ツーリングマップルRには、入場チケットなど旅の思い出を収納するのに便利なリングポケット付きになっています。
私は住んでいるエリアはR版、他のエリアは通常版を購入してます!
Route!年間利用クーポン付き
「Route!(ルート)」は、スマホでツリマを閲覧したりツーリング情報を楽しむことができるツーリングマップルのスマホアプリです。
ツリマについてくるRoute!年間利用クーポンを使うと、購入したツリマと同じエリアを閲覧できるほか、以下のような機能が使えます。
Route!では、アプリ内課金(月額600円)で全エリアのツリマを開放することもできます。
ツリマで自分の場所を探すには、スマホナビとツリマを見比べる必要があるので、Route!の現在地表示はとても便利です。
ツリマをうっかり忘れても安心なRoute!、この機会に試してみてはいかがでしょうか。
【レビュー】ツーリングマップルで気になるポイント
ツリマを10年以上愛用している私が感じる、ちょっと気になるポイントをご紹介します。
持ち出すにはかさばる
ツリマを持ち出すときはカバン選びが大切です。
コンパクトな通常版でも150×210mm、厚みは15mmほどあり、軽装で便利なボディバッグだと収まりません。
私の場合、カメラも持ち出すので、ツリマが入るスペースの確保が必要になってきます。
遠方へツーリングするときは何冊も持ち出すので、ツリマ専用のサブバッグを準備することもあります。
ツリマを持ち歩きたくないなら、ツリマ公式のスマホアプリ「Route!(ルート)」や少しお買い得なKindle版の購入を検討してもよいでしょう。
Kindle版にはRoute!年間利用クーポンが付いてこない事には注意が必要です。
掲載エリアが区切られている
ツリマは1冊で全国をカバーしておらず、掲載エリアが区切られています。
ツーリングする場所に合わせて、独自に別けられた7つのエリアから選ぶ必要があります。
関西エリアのツリマで石川県へ行く場合、金沢市までは掲載されていますが、能登半島は掲載されていません。
長距離を走るツーリングでは1冊だけではカバーできないことがあります。
エリアごとに重なっている場所もあり、私の場合は関東甲信越エリアの購入を最後まで悩みました。
あまり訪れない場所であれば、ツリマ公式のスマホアプリ「Route!(ルート)」を活用するのが正解かもしれません。
買い切りで更新されない
ツリマで最新の情報を得るためには、毎年の買い替えが必要になります。
毎年改訂されるので、情報の鮮度にこだわるなら常に最新版を使用しましょう。
アプリ内課金で全エリアの地図が手に入るツリマ公式のスマホアプリ「Route!(ルート)」もオススメです。
ツリマにはRoute!年間利用クーポンが付いているので、自宅用と外出用の2冊が手に入ると考えると毎年購入してもお得といえます。
古くなっても使えないことはないですが、ツーリングのヒント探しには最新版が最適です。
ツーリングマップルの便利な使い方と活用方法
長年ツリマを愛用しているカゲモトが、ツリマの便利な使い方と活用方法をご紹介します。
ツリマを上手に使えば、ツーリングがさらに楽しくなり、マンネリの解消も期待できるでしょう。
知らなかった新しい出会いがある
目的地をツリマで調べると、ナビやWeb検索では見つけきれなかったスポットが見つかります。
ツリマの見開き1ページには横40km、縦25kmほどの範囲が掲載されていて、目的地の付近にあるスポットを重点的に調べることが可能です。
ツリマを活用すると、変わったスポットや気持ちいいルートなど、今まで知らなかった新しい出会いが待っています。
気持ちのいい道が一目でわかる
いろいろな道路の凡例を覚えれば、ルート作りは簡単です。
目的地までピンク色のハイライトで示されたおすすめルートを乗り継ぐようにルートを作ると、ストレスのないツーリングを楽しめます。
ナビの指示通りに走ると、せっかくの気持ちのいい道を飛ばしてしまうかもしれません。
道を経由地にして目的地まで走れば、ツーリングがもっと好きになります。
休憩場所や経由地を決めやすい
地図上の道の駅やコンビニなどの表示は、休憩場所や経由地を決めるのに便利です。
ツーリングは意外と疲れるので適度な休憩が大切になります。
ツリマでルートを作ると、道の駅の場所が自然と分かるので、道の駅を経由したお手本のようなルート作りも簡単です。
長距離を走る場合、ルートにこだわると経由地が増えてナビ設定が難しくなります。
適度な距離にある道の駅を目的地にするとルートを小分けにでき、ナビの設定が楽々です。
ページ数で距離感を掴める
ツリマならページ数で距離感が掴めます。
ツリマを使ったルート作りに慣れてくると、自分が1日に走れるページ数が分かるようになります。
1ページは約40kmなので、ツリマ見開き1ページの端から端まで走るには、山道の場合は1時間から1時間半はかかることが予想可能です。
「一度に走るのはツリマ1ページ分」と決めておけば、経由地選びや休憩のタイミングが図りやすくなります。
総走行距離の調整もツリマなら簡単です。
私の場合、日帰りツーリングだと250~500kmでルート作成をすることが多く、寄り道も大好きなので「250kmならツリマ2~3ページ」「500kmならツリマ4~5ページ」という感覚でルートを考えています。
縮尺が異なる北海道エリアでは見開き1ページが横56km、縦37kmほどになっているので注意が必要です。
ツーリングプランのヒントになる
ツリマには地図以外にもツーリングプランに役立つたくさんのヒントがあります。
前半部分の「全力取材BOOK」は各エリア専属の取材担当ライダーが取材先で出会ったスポットやグルメなどを紹介しています。
ご当地ランチやスイーツなど、ツーリングに役立つ情報が満載です。
ツリマの地図の空きスペースにまとめられている「オススメスポットリスト」はツーリングのヒントになります。
表紙裏のインデックスにオススメスポットリストの掲載ページが書かれていますが、タイトルを見るだけでもワクワクします。
ツーリングの目的に困ったときは、まずはツリマを開いてみるのがオススメです。
走りたい道が見つかる
わざわざ遠回りしてでも走りたい道が見つかります。
ツリマのおすすめルート以外にも、道路コメントがたくさん記載されています。
路面の状況や注意点、渋滞しやすい時間など避けた方がよさそうな道も事前に分かって便利です。
道路コメントを読むと、おすすめルートのほかにも走りたい道がどんどん見つかります。
走ることが目的になるツーリングにはツリマは欠かせません。
読むだけで楽しい
ツリマには様々な情報が掲載されているので、読むだけでもとっても楽しいです。
何気なくページをめくっていて、気になるスポットが見つかれば、いつか行きたい目的地としてストックできます。
意味深なコメントを読んでしまうと、確認したくてウズウズします。
目的地は特に決めず、気持ちのよさそうな道だけを目で追っていると、実際に走りたくなってしまうかもしれません。
前回のツーリングをおさらいしつつ、違う道を使ったルートを考えるのも、パズル感覚で時間を忘れてしまいます。
ツリマはただの地図ではなく、読み物としても楽しい、ライダーのためのバイブルなのです。
ツーリングマップルのよくある質問
ツリマについて、今までに聞かれた質問をまとめました。
使い方が分からない
ツリマの基本的な使い方は情報集めになります。
ツリマやWeb検索などで目的地を探し、ツリマで走りたい道や経由地を選びます。
Web検索でさらに道や経由地の情報を集めておくと安心です。
選んだ道や経由地をナビに入力するか、箇条書きにしてルートを組み立てれば、後はツーリングを楽しむだけ!
慣れるまでは、見るものが多くて面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば全国どこでも質の高いツーリングを楽しむことができます。
情報が多すぎて見づらくない?
ツリマは情報量が多いので慣れるまでは見づらいかもしれません。
特に市街地ではアイコンが多すぎて、知りたい情報が見つけられないこともあります。
まずは、地図凡例を覚えることがツリマに慣れる第一歩です。
Web検索では自ら探さないと情報を入手できませんが、ツリマは受け身で有益な情報がどんどん手に入るところがメリットです。
調べたいことよって、スマホの地図やWeb検索を併用するとよいでしょう。
スマホナビで十分では?
ツーリングをもっと楽しむならスマホナビだけでは不十分です。
スマホナビはスポットの情報を集められても、気持ちのいい道の情報は集めにくいです。
有料のスマホナビなら景観を重視したルートを提案してくれますが、一般的なナビは目的地までの最短距離を案内します。
目的地は口実で走ることが目的になるツーリングを、より充実させるならツリマは必需品です。
好展望地のアイコンの違いは?
好展望地のアイコンには円形と半円形があります。アイコンの違いについては現在調査中です。
円形は360°展望、半円形は180°展望を表しています。
ただ、経年変化でアイコン通りに見えない場所もあるかもしれません。
通常版とR版の違いは?
通常版とR版の違いを表にまとめました。
掲載されている内容は同じなので、使用用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
商品名 | ツーリングマップル | ツーリングマップルR |
価 格 | 2,200円 | 3,300円 |
ラインナップ | 北海道、東北、関東甲信越、中部・北陸 関西、中国・四国、九州・沖縄 | 北海道、東北、関東甲信越、中部・北陸 関西、中国・四国、九州・沖縄 |
サ イ ズ | A5判(150×210 mm) | B5変形判(194×245 mm) |
重 量 | 約300g | 約680g |
縮 尺 | 14万分の1 (北海道は20万分の1) | 12万分の1 (北海道は17万分の1) |
付 録 | プランニングマップ 小冊子「全力取材BOOK」 Route!年間利用クーポン | プランニングマップ 小冊子「全力取材BOOK」 Route!年間利用クーポン |
製本方法 | PUR製本 (丈夫で360度折り返し可能) | リング製本 (折り返した状態を保持可能) |
その他特徴 | – | リングポケット付き |
コンパクトさを求めるならツーリングマップル通常版、見やすさと使いやすさを求めるならツーリングマップルRがオススメです。
何冊も持ち出すような長距離ツーリングでは、ツーリングマップル通常版を選ぶとよいでしょう。
ツーリングにもドライブにも!旅好きにオススメのバイブル『ツリマ』
最後までご覧いただきありがとうございました。
目的地、ルート、休憩スポット選びに便利な情報やユーモアあふれる地図上のコメントは、あなたのバイクライフに彩りと発見をもたらしてくれるでしょう。
ツリマを手に取れば旅の始まり。
ツリマは「使って便利」「見て楽しい」「旅心をくすぐる」そんな1冊です。
ツーリングマップル、なぜ買わないの?
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