空いている駐車スペースをシェアできる「駐車場シェアリングサービス」は、満車を気にせず駐車できる便利なサービスです。バイクも駐められるので、サービスを利用した人や気になっている人は多いはず。駐車場シェアリングサービスを利用した駐車スペースの貸し出しは思っている以上に簡単です。
手軽に不労所得が得られ、バイク乗りにもオススメの副業です!そこでこの記事では、駐車スペースを貸し出すオーナー側の視点で、サービスの特徴と魅力、バイク乗りと相性が良い理由を解説します。
さらに、各社の特徴を徹底比較!比較表をみれば、自分に合った駐車場シェアリングサービスが見つけられます。
報酬の高さを求めるなら、手数料が業界最安の特Pがオススメです。
月極での貸し出しや集客サポートで安定した収入を期待できます。
駐車場シェアリングサービスの特徴と魅力
駐車場シェアリングサービスは、駐車スペースを貸したい人と借りたい人をつなげるマッチングサービスです。さまざまな企業がサービスを提供していて、全国各地で利用できます。利用料金は周辺の時間貸し駐車場よりも安いことが多く、入出庫が自由な駐車スペースもあります。
ほとんどのサービスが事前予約制で満車の心配がなく、観光地や繁華街、娯楽施設との相性はバツグンです。ほとんどの駐車スペースはバイクも利用できます。駐車場所が見つからず、駐車場難民になりがちなバイク乗りの助けになるサービスです。
駐車場シェアリングサービスは、利用者だけでなく、駐車スペースを貸し出すオーナー側にとっても魅力が多くあります。オーナー視点の、駐車場シェアリングサービスの魅力は、以下のとおりです。
空きスペースを活用できる
自宅の空きスペースや駐車場など、曜日と時間を指定して貸し出せます。バイクなら置けるちょっとした空きスペースでも貸し出しが可能です。駐車場シェアリングサービスに登録することで、遊んでいる空きスペースが収入源に変わります。サービスの活用例は、以下のとおりです。
駐車場シェアリングサービスは、ちょっとした空きスペースを活用して、手軽に副業が始められます。
アプリやWebで簡単に登録できる
駐車場シェアリングサービスへの登録は、アプリやWebを使って簡単に行えます。登録に必要なものは、駐車場と周辺の写真、駐車枠サイズ、報酬の振込口座など比較的少ないです。問題が無ければ即日で駐車場として掲載できる場合もあります。
サービスによっては駐車スペースの区画図面が必要になりますが、手書きの図面で問題ありません。オークションやフリマアプリのような感覚で写真を登録し、貸し出し日時と料金の設定を行うだけで、簡単に駐車場オーナーを始められます。
運営コスト0で不労所得が得られる
多くの駐車場シェアリングサービスは、初期費用も月額費用も一切かかりません。運営コスト0で駐車スペースの貸し出しが行えます。運営会社の利益は、駐車スペースの利用料金から手数料が差し引かれます。手数料は各運営会社によって異なるので、サービスを選ぶ際は忘れず確認しましょう。
駐車料金や貸し出し可能日時を自由に決められる
駐車スペースの利用料金や貸し出し可能な日時はオーナーの自由に決められます。利用料金は、付近の時間貸し駐車場より安く設定することが推奨されています。ただし、イベントなどに合わせて料金を上げるなど、臨機応変な対応が大切です。
駐車可能日時を自由に決められることで、限られた日時でも駐車スペースを有効活用できます。平日や昼間、土日のみなど、限定した貸し出しが可能です。来客などで駐車スペースを使用する場合も、簡単に休止できます。ただし、すでに予約が入っていた場合、オーナー都合のキャンセルは違約金が発生します。
違約金も各運営会社によって異なりますが、高額な場合が多いです。違約金を払うより、時間貸し駐車場などを利用したほうが安いこともあります。貸し出し可能日時を設定する際は、うっかり貸し出さないように気をつけましょう。
利用者への対応は必要ない
駐車スペースの予約や予約管理、利用料金の支払いなど、すべてアプリやWeb上で完結します。利用者と直接対面するなど、面倒な対応は発生しません。万が一の事故やトラブルがあった場合も、24hコールセンターで対応してもらえます。
駐車スペースの登録さえ行えば、放置しているだけでも副収入が得られることが、駐車場シェアリングサービスの大きな魅力です。
駐車場シェアリングサービスのメリットとデメリット
駐車場シェアリングサービスのメリットとデメリットをまとめました。各運営会社でサービス内容は異なりますが、共通する部分は多くあります。
駐車場シェアリングサービスのメリット
駐車場シェアリングサービスは、初期費用や月額費用、解約費用も一切かかりません。駐車場オーナーを始めるには、オークションやフリマアプリのような感覚で登録と設定を行うだけ。駐車スペースが観光地や繁華街、娯楽施設の近くなら、多くの利用が期待できます。
駐車場シェアリングサービスなら、自宅にちょっとした空きスペースさえあれば、簡単に不労所得が得られます。
駐車場シェアリングサービスのデメリット
駐車場シェアリングサービスに登録すると、自宅駐車場や周辺の写真がアプリやWeb上に公開されます。掲載内容について、運営会社は個人が特定されないように配慮しますが、抵抗を感じる人もいるかもしれません。
オーナー側から利用者を選ぶことはできません。自宅に帰ると、オーナーの趣味趣向に反する乗り物が駐まっている場合があります。また、駐車スペース内での事故などのトラブルが発生する可能性もあります。
ただし、利用者の個人情報は運営会社が把握しています。24時間受付しているコールセンターや、独自の保険があるので安心です。基本的に、損害は利用者の自動車保険を使って補償します。運営会社の一つである特Pでは、過去に事故が起きたケースはほとんどないと公表しています。
駐車場シェアリングサービスがバイク乗りと相性が良い理由
駐車場シェアリングサービスとバイク乗りの相性はとても良いです。積極的にバイク乗りの利用者を受け入れることをオススメします。
バイク専用駐車場が少なすぎる
バイクは路上駐車すると駐車違反になります。エンジンを切ることで自転車扱いになりますが、気軽に駐車はできません。駐輪場も、原付限定になっていたり、バイク自体がお断りになっていたりします。バイク専用駐車場は全国的に不足している状態です。
バイクと自転車を一緒に駐めなければならない駐車場も多いです。バイク乗りは愛車を大事にしているため、自転車といっしょに駐めることに抵抗を感じます。バイク本体が高額なことで、傷を付けられるような場所を避ける傾向にあります。誤ってバイクが転倒してケガを負わせてしまうことも心配。
さらに、バイク専用の月極駐車場は空き待ちになっていることが多いです。バイクを駐める場所が見つからず、バイクの所持を諦めている人もいます。駐車場シェアリングサービスがもっと普及することを望むバイク乗りはたくさんいます。
NAVITIMEや全国バイク駐車場・駐輪場案内と連携している
「NAVITIME」と「全国バイク駐車場・駐輪場案内」はバイク乗りにとって、なくてはならないサービスです。一部の駐車場シェアリングサービスでは、「NAVITIME」や「全国バイク駐車場・駐輪場案内」との連携により、駐車場の検索結果に登録した駐車スペースが表示されます。
「NAVITIME」と「全国バイク駐車場・駐輪場案内」の連携によって、バイク乗りとのマッチング率が大きく向上します。
バイク乗りは駐車スペースを貸す側にも向いている
バイク乗りは駐車スペースを借りるだけでなく、駐車場シェアリングサービスの駐車場オーナーになることも向いています。バイク乗りだから気付ける、バイク乗りがよろこぶサービスの提供が可能です。
スペースを貸すイメージがしやすい
駐車場オーナー自身がバイクに乗った経験があることで、スペースを貸すイメージがしやすい点が強みです。どれぐらいのスペースがあれば駐めやすいのか、どういった場所が好まれるのかなど、バイク乗りに寄り添った環境が提供できます。
どういった人が利用するのかイメージしやすいことで、抵抗感少なくスペースを貸し出せることも強みです。
Win-Winの関係が築ける
バイク乗りが駐車スペースを貸し出すことは、お互いにメリットが大きいです。自分のバイクを置くことで生まれたデッドスペースを貸し出すだけで、お小遣いが稼げます。ツーリングなどで外出しているときも、空いた駐車スペースを貸すことが可能です。
人目に付かない工夫や、使わなくなったバイクカバーやロックを提供するなど、バイク乗りの不安を解消するような配慮やサービスも提供できます。
【徹底比較】各社の駐車場シェアリングサービス
駐車場シェアリングサービスを運営する各社の特徴を、オーナー視点で比較表にしました。サービスが終了した会社、オーナー登録できないサービスは省いています。運営会社を選ぶ際に参考にしてください。
サービス | ||||||
サービス名 | 特P | akippa | 軒先パーキング | タイムズのB (旧:B-Times) | PARKING PAY | みんちゅう SHARE-LIN |
運営企業 | アースカー | akippa | 軒先 | タイムズ24 | シード | アイキューソフィア |
最小貸出時間 | 4時間 | 30分 | 1日 | 1日 | 1時間 | 1時間 |
月極貸し出し | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 可 |
手数料 | 30% | 53.7% | 38.5% | 40% | 50% | 35% |
支払日 | 月末締め 翌月末払い | 月末締め 翌月末払い | 月末締め 翌月末払い | 月末締め 翌月末払い | 月末締め 翌月末払い | 月末締め 翌月末払い |
振込最低金額 | ¥3,000 | ¥3,000 | ¥3,000 | ¥3,000 | ¥3,000 | ¥10,000 |
24hコールセンター | あり | あり | なし | あり | あり | なし |
事故の補償 | 利用者の自動車保険 | 駐車場シェア専用保険 ※1 | 利用者の自動車保険 | 利用者の自動車保険 | 利用者の自動車保険 | 利用者の自動車保険 |
強み | 手数料が業界最安 | 累計会員数410万人 | 駐車場登録代行 | 安心のネームバリュー | 駐車場数4,000か所 | 即日掲載後審査 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
どのサービスも運営コストは一切かかりません。安定的な不労所得が見込める月極貸出が可能なサービスは2社あります。ただし、車庫証明書の取得に必要な保管場所使用承諾書が発行してもらえるのは特Pのみ。akippaの手数料がずば抜けて高額なのは「駐車場シェア専用保険」があるからだと考えられます。
駐車場シェア専用保険では、物損害補償と傷害補償、損害賠償責任を補償します。ただし、駐車場シェア専用保険は利用者の保険が適用されない場合などに限られるため、利用できる機会は少ないです。
同業他社サービスの併用はオススメしません。併用すると、貸し出せる機会は増えますが、同じ期間に予約が入った際は、どちらかをオーナー都合でキャンセルしなければいけません。オーナー都合によるキャンセルのペナルティが大きすぎるため、駐車場シェアリングサービスの登録は1社にしましょう。
もっともオススメは「特P」
駐車場シェアリングサービスの中で、もっともオススメなのは「特P」です。利用者は月100万人以上で、月極貸しと豊富な集客サポートによって安定した副収入が期待できます。独自の保険はありませんが、利用者には自動車保険の加入が必須になっており、トラブルはほとんどありません。
解約は公式サイトから申し込むだけで書類は不要です。ただし、すでに予約が入っている場合や、決済・返金処理中は解約できないので注意しましょう。登録はとても簡単で、バイクが置けるスペースから貸し出せるので、副業として始めやすいことが魅力です。
最大の安心を求めるなら「akippa」
業界で最大手の「akippa」は安心して副業が始められます。利用者数は会員数410万人と多く、独自の駐車場シェア専用保険があることが魅力です。時間貸ししかできませんが、利用者が見込める立地なら、回転率を高められるので大きな収入が期待できます。
akippaの解約も公式サイトやアプリから簡単に行えます。同じく、すでに予約が入っている場合や、決済・返金処理中は解約できません。好立地の人にはオススメのサービスです。
空きスペースを貸し出してお小遣いを稼ごう!
駐車スペースを貸したい人と借りたい人をつなげるマッチングサービス「駐車場シェアリングサービス」について、貸し出すオーナー側の視点で特徴やメリット・デメリットを解説しました。駐車場シェアリングサービスはバイク乗りとの相性が良いので、積極的に受け入れることをオススメします。
バイク乗りとしても魅力的なサービスで、ツーリング先で駐車スペースを借りる側だけでなく、貸し出すオーナー側にも向いています。バイクを所有しているから気付ける配慮や、自宅にあるデッドスペースの活用で、簡単にお小遣いを稼ぐことが可能です。
駐車スペースの貸し出しは、オークションやフリマアプリ感覚で写真の登録、貸し出し日時の設定を行うだけ。即日掲載可能で、解約も簡単なので試しやすい副業の一つです。自宅やちょっとしたスペースがある人はぜひ試してみてください。
ではまた!
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