- ツーリングに向けて情報を集めたい
- バイクでも立ち寄りやすい美味しいお店はどこ?
- お店周辺のツーリング情報も教えて!
「おいしいご飯を食べたい!」「ご当地グルメを知りたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、それが絶品バイクめしです。
ご紹介するお店は、ご当地グルメやB級グルメ、ラーメンやカフェランチ、さらにはテイクアウトを利用したピクニックツーなど、実際にうかがって魅力的に感じたお店の情報と駐車場情報をお届け。そして!ツーリングプラン作りに役立つ、周辺のオススメスポットや快走ルートもご紹介します。
今回は、長崎県平戸市の「平戸市漁協 旬鮮館」にお邪魔しました。

ご紹介するスポットやルートの一部は、ツーリングマップルを参考にして探しています。
ツリマはバイクライフに欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日のツーリンググルメ

日本有数の漁場として知られる玄界灘。佐賀県や長崎県は、玄界灘の旬な海鮮が楽しめる地域です。他県からの九州ツーリングでは、日程の都合で立ち寄りづらく感じるライダーさんも多いですが、鮮度の高い魚介類をぜひ味わってほしい!
長崎県平戸市には、旬の魚が堪能できる漁業のプロが営むお店があります。
平戸市漁協 旬鮮館

長崎県西部の離島「平戸島(ひらどじま)」にあるのが、平戸市漁協が経営している「旬鮮館(しゅんせんかん)」です。旬鮮館では、漁協が設置した定置網にかかった旬な朝取れの魚介を、活き良いまま食べられます。
料金は浜値、つまり仲介や流通コストのかかってないリーズナブルな価格でいただけます。


店内に入ると、大きな生け簀の中に活きたヒラメを発見!そう、平戸は全国でも有数の天然ひらめの漁獲量を誇っていて、冬から春先にかけて「平戸ひらめまつり」が催されています。
訪れたのは4月直前でお祭りは終わっていましたが、天然ヒラメにありつけそうです。飾り気のない店内からも「うちは鮮度で勝負してる」感が伝わってきます。
平戸市漁協 旬鮮館のメニュー





もちろん、メニューは海鮮がメインです。さすがにブランド魚のヒラメは、さすがにちょっと値が張ります。でも、さっき目が合ったので、食べないわけにいきません!
その他のメニューは、定番の刺身定食や海鮮丼、鯛茶漬けのほか、取れた魚介によってメニューが変更されます。今日は、アジの南蛮漬けや笹イカのまるごと茹で、サザエの刺身などがありました。
見どころいっぱい!平戸島
九州本土の西北端に位置する平戸島は、異国情緒を感じる不思議な体験ができます。時間に余裕があれば、旬鮮館の周辺を散策するのもオススメ。
和風と洋風が混在する町並みが特徴的で、西洋の協会とお寺が同時に見える道は必見です。
銘菓カスドースやキッコーイワ醤油など、ここにしかない味覚も豊富にあります。九州ツーリングを楽しむなら、長崎県も走らないと損ですよ!
それでは、いただきます!
天然ヒラメ定食 2,200円

ヒラメが旬の時期に平戸に来たなら「天然ヒラメ定食」は食べないわけにいきません!半透明の切り身がとってもきれい。想像以上に切り身がドンッと届き、エンガワまであります。魚介を使ったみそ汁や小鉢もうれしい。
九州でも珍しいと感じたのは、旬鮮館で準備されているしょう油の数。定番の九州醤油をはじめ、たまりしょう油や鯛茶漬け用のしょう油、ポン酢が準備されています。
ヒラメはもちろんポン酢を勧められました。甘いしょう油が苦手な人もいるので、色々選べるのはありがたいですね。
ヒラメを一口食べた感想は、The 繊細でたんぱく。モチッとしつつプリプリした身は噛めば噛むほど甘さを感じます。魚っぽい臭味はまったく無く、味わいながらゆっくり食べたい。
貴重な2切れのワンガワも癖がなく食べやすい!これは、ご飯もいいですが、クイッとやりたい気分になります。
小鉢のイカの酢味噌和えは、酢が控えめで優しく、ヒラメの邪魔をしません。ランチの小鉢にイカが入っているって贅沢ですよね。味噌汁には、魚のカマではなく、しっかりとした身が入り、魚介の出汁が利いていておいしい!味噌はおそらく麦味噌で、白味噌とは違った甘さを感じます。
ご飯の量に対してヒラメが余るほど堪能できました。
マグロのフライ 300円

気になったので、今日の一品も注文。刺身も良いですが、フライも食べたくなりますよね。
「マグロのフライ」はギュッと引き締まっていて「これは魚なのか?」と思うほど肉々しくてボリューミー。刺身と比較してジャンキーで、それが良い。
定食のヒラメが惜しみない量だったので、単品の注文はちょっと欲張ったかもしれません。
長崎刺身定食+あご飯 1,100円+150円

名前に惹かれて「長崎刺身定食」も注文。今日はタイとマグロ、アジと・・・カンパチ?ヒラマサ?の4品です。
すべてのお刺身にいえますが、魚の嫌な臭味がまったくありません。タイはコリコリ、マグロは適度に脂が乗っていて、口の中でとろける!アジやカンパチ?はサクサクしていて、鮮度の違いを感じます。
福岡に住んでいたときも、魚介の鮮度には驚かされました。九州ツーリングでは海鮮を絶対に食べた方が良いです。
あご飯は+150円で白ご飯から変更が可能です。甘露煮された身が入っていて、味は濃い目。単品で美味しいですが、刺身と食べるなら白ご飯の方が個人的に好きです。おにぎりであご飯があれば、つい手に取ってしまうかも。
長崎刺身定食、鮮度もボリュームも大満足です!
ごちそうさまでした。
平戸市漁協 旬鮮館の詳細情報
平戸市漁協 旬鮮館では、その日の朝に取れた魚が食べられるので鮮度がバツグン!活きのいい海鮮をリーズナブルな価格で味わえるオススメのお店です。季節ごとの旬な魚が食べられるので、何度も足を運びたくなります。
お刺身がボリュームたっぷりなので、2人以上で訪れるなら天然ヒラメと刺身盛のシェアがオススメです。
うれしいことに、店内に設置された生け簀で泳ぐ新鮮な海産物や、水産加工品が購入できます。もちろん、地方発送も可能です。

ちなみに「平戸天然ひらめまつり」は1月下旬から3月末まで開催されておる。旬の時期は座布団サイズの巨大ヒラメも水揚げされるそうじゃ!
店 舗 名 | 平戸市漁協 旬鮮館 |
住 所 | 〒859-5111 長崎県平戸市宮の町655-13 |
電話番号 | 0950-22-4857 |
予 約 | 不可 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O. 14:30) |
定 休 日 | 火曜日 |
席 数 | 20席以上(テーブル 5脚) |
支払い方法 | 現金のみ |
駐 車 場 | あり(平戸交流広場駐車場) |
公式サイト | http://www.nsgyoren.jf-net.ne.jp/shopdetails_10/ |
バイクの駐車場所
旬鮮館専用の駐車場はありませんが、平戸交流広場駐車場が利用できます。バイクならバス専用駐車場のトイレ前に無料で駐められます。
長崎県のオススメツーリングスポット

長崎県平戸市周辺にあるツーリングスポットをご紹介します。フォトスポットからご馳走ロードまで、バランスよく集めました。
平戸オランダ商館

平戸市漁協 旬鮮館から歩いて6分の「平戸オランダ商館」は海外のような雰囲気を感じられます。平戸市は長崎の出島が建てられるまで、日本唯一のオランダ貿易港として賑わっていました。
その名残か、周辺に「オランダ塀」や「オランダ埠頭」など、オランダと付くスポットが豊富にあります。

実は、今のオランダ商館は復元されたものだそうです。有識者を招いて歴史的、建築学的なアプローチを繰り返しながら忠実に復元されました。館内では、復元に関する資料や、オランダにまつわる美術品が展示されています。
腹ごなしも兼ねて、平戸オランダ巡りも面白いですよ!
大バエ灯台

平戸島のお隣の島、生月島(いきつきじま)の最北端にある絶景スポットが「大バエ灯台」です。バイクを駐めて3分ほど歩く必要がありますが、灯台の展望所から360度の絶景が望めます。
道中の道も気持ちがよく「生月サンセットウェイ」はTOYOTAのCMロケ地になっています。
ご紹介した旬鮮館から約28kmあるので、訪れる際はタイムスケジュールに注意してください。写真は撮り忘れましたが、行く価値ありです。
川内峠

これまでの旅史上で、かなりオススメ度の高い峠が「川内峠」です。開放的な景色と、クネクネ道が気持ち良すぎて、誰かを案内するなら外せません!


クネクネ道の始点と終点に、ちょうどいい広さの駐車場が設置されているため、写真撮影もはかどります。高台になっていて、普段とは違った新鮮なアングルで撮影できます。カメラ好きライダーさんは、ぜひ望遠レンズを担いで訪れて欲しい!

焦点距離200mm以上なら、いい感じに撮影できます。撮影の使ったのはTAMRON 28-200mmです。
レンズ沼を一周回って落ち着いたオススメの機材の紹介はこちら。
落合の滝

立ち寄りやすいローカル滝を巡るカゲモトを唸らせた「落合の滝」では、冒険感を手軽に味わえます。某滝以外に滝を裏から見れるスポットは珍しいですよね。
熊本県の某鍋ヶ滝については、こちらでご紹介しています。


巨大な岩の上から二股の滝が落ちる様子は圧巻です。滝への道も、大岩が重なったトンネルをくぐりながら向かい、ワイルドさが溢れています。
落合の滝は、緩やかなカーブに突如現れる脇道の先にあります。駐車場は上り坂&未舗装なので初心者ライダーさんはご注意ください。
ノーマーク厳禁!長崎は巡りがいのあるスポットが豊富
九州ツーリングに確保できる日程の都合上、長崎県は不遇のスポットになっている気がします。長崎県には、ご紹介していない良い感じ&穴場なスポットが渋滞中です。これからも魅力的なグルメと併せてお届けしますので、お楽しみに!
ではまた!

さらに周辺ルート、スポットを探すならツリマがオススメ!


コメント