- ツーリングに向けて情報を集めたい
- バイクでも立ち寄りやすい美味しいお店はどこ?
- お店周辺のツーリング情報も教えて!
「おいしいご飯を食べたい!」「ご当地グルメを知りたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、それが絶品バイクめしです。
ご紹介するお店は、ご当地グルメやB級グルメ、ラーメンやカフェランチ、さらにはテイクアウトを利用したピクニックツーなど、実際に食べて美味しいと感じたお店の情報と駐車場情報をお届け。そして!ツーリングプラン作りに役立つ、周辺のオススメスポットや快走ルートもご紹介します。
今回は、岡山県瀬戸内市の「キッチンかいぞく」にお邪魔しました。

ご紹介するスポットやルートの一部は、ツーリングマップルを参考にして探しています。
ツリマはバイクライフには欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日のツーリンググルメ

ご当地グルメは好きですか?
全国各地にある特徴的な料理たちは、訪れる目的にもなってツーリングと相性バツグン。
そして、桃太郎伝説で有名な岡山県にもインパクトのあるご当地グルメがあります。
キッチンかいぞく

マリンテイストあふれる牛窓の洋食屋さん、キッチンかいぞく。
青いコートが似合う船長や大きな舵輪が良い味を出しています。
店内は船の客室をイメージしていて、内装にはマリンランプやウッド家具が使用され、アットホームで温かみを感じます。

ちなみに牛窓は日本のエーゲ海と言われ、温厚で穏やかな気候と瀬戸内海に沈む夕日などが魅力なのじゃ。
キッチンかいぞくのメニュー
名物はご当地グルメのえびめしと海賊カレー。
どちらもソウルフードとして愛されているそう。

えびめしは、単品よりセットメニューがオススメ。
理由は後ほど。
えびめし誕生秘話
えびめしの発祥は、東京の「いんでいら」というカレー屋さん。
そこで働いていた岡山県出身の店員さんが、のれん分けという形で故郷に持ち帰ったのが始まり。
アレンジを加えて提供すると大人気になり、ご近所のお店に似た料理が現れ、エビ飯を提供するお店がどんどんと増えていきました。
フライがトッピングされたり、オムライス風などバリエーションは様々。
1966年に誕生した岡山版えびめしは、独自の進化をとげ、岡山県のソウルフードとなりました。
そしてキッチンかいぞくのえびめしは、店主が岡山県の「いんでいら」で4年間修行し、研究を重ねて今の味にたどりついたそうです。
言うなれば直系からの正統進化みたいな感じでしょうか。食べ比べてみるのも面白そうですね。

ちなみに店名の由来は、以前「山賊」という洋食屋さんで働いておったことと、お店から海が近いから「かいぞく」と名付けたそうじゃ!店主が船好きというわけではないらしい。
えびめしとエビフライ 1,080円

特徴的な真っ黒なごはんの中には、見るからにプリップリそうなえびがゴロゴロと入ってます。
添えられたエビフライも立派で食べ応えがありそうです。
見た目はチャーハンみたいですが、いったいどんな味がするのか。
では、いただきます!
一口食べてびっくり。見た目とはまったく違ってアッサリしていて、今まで食べたことのない味。ちょっと味が物足りない?と思いながら2口、3口と食べ進めると、スパイシーな香ばしさとソースの深いコクがクセになってきました。
エビフライは衣がサクサクで身はプリップリでおいしい!ソースはフレンチドレッシングっぽくて甘みと酸味を感じます。
タルタル派でしたがこれもありかも。
えびめしは例えるなら、バターライスに近い感じで、おかずにも合うような味付け。
量もそこまで多くはないので、セットメニューでいろんな味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
えび好きにはエビフライセットのエビエビがオススメです。
カツカレー 1,080円

名物なら食べないわけにはいかないでしょう。
ボリュームたっぷりなご飯の上にカットされたカツがドーンと乗り、その上から欧風カレーがたっぷりかかっています。

ルーはいろんなものが溶け込み旨味たっぷりで、フルーティーだけど嫌な甘さではなく、辛さ自体は中辛くらい。
カツは柔らかくボリュームもたっぷりでした。
名物とうたうだけあって、本格的な味でとってもおいしい!
個人的には、えびめしもいいけどカレーも食べてほしいな。
老舗洋食屋さんで岡山グルメを堪能しよう
キッチンかいぞくは、県外からもたくさんの人が足を運ぶ人気洋食屋さんで、週末にもなれば行列ができることもあるそう。
並ぶのを避けるには14時以降を狙っていくと良いかもしれません。
岡山に訪れた際は、40年も地元で愛され続けるソウルフードえびめしと海賊カレーをぜひ、食べてみてください。
岡山県のオススメツーリングスポット

周辺のツーリングスポットをご紹介します。
フォトスポットから絶景ルートまで、がっつり走り回ってきました。
田土浦公園

瀬戸大橋の真下にある、気持ちのいい風が抜ける公園。
大迫力の景色が楽しめる穴場スポットで、下から見上げれば「お~~!」と思わず声が出るかも。
岡山県道393号鷲羽山公園線(鷲羽山スカイライン)
全長約19kmの気持ちのいいワインディングロード。

スタートは先ほどご紹介した田ノ浦公園付近から。
すぐにワインディングロードが始まりますが、住宅は多め。

5キロほど走ると住宅街を抜け、登るにつれ緑が増えてきます。
この辺りの景色は単調ですが、相変わらず気持ちのいいワインディングロード。
ハイライトはこの後!

夜景スポットで人気の水島展望台を越え大きなコーナーを抜けると、景色がぱっと開け倉敷の街が目の前に広がります。
写真では伝えきれないので、ぜひ走ってほしい!
牛窓オリーブ園

えびめしを食べたらオリーブ園によってはいかがでしょうか。
標高167mの丘の上にあるので、エーゲ海に例えられる美しい景色が広がります。
そして、岡山県には2か所しかない「恋人の聖地」のひとつがここ。

ちなみに恋人の聖地とは、観光地の中からプロポーズにふさわしいロマンチックなスポットとして選定された場所のことじゃ。
全国に137ヶ所もあるそうじゃぞ。

オリーブ園に続く道もきれいな景色と気持ちのいい道が続きます。
岡山県道397号寒河本庄岡山線(岡山ブルーライン)

岡山市と備前市を結ぶ全長約36kmの快走路。
信号は1か所のみで、快走路のお手本のような道。

片上大橋周辺の景色はすばらしく、海が近く気持ちが良い!
国道号線を使うなら遠回りでもこっちがオススメ。
ツーリングではついつい山ばかり走ってしまうので、今回は海が見える道やスポット多めでご紹介。
とても気持ちよく、時間を忘れて走り回ってしまいました。
みなさんもぜひ、穏やかで美しい景色を堪能してみませんか。

さらに周辺ルート、スポットを探すならツリマがオススメ!


店舗情報
店 舗 名 | キッチン かいぞく |
公式サイト | https://kitchen-kaizoku.studio.site/ |
住 所 | 〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4173 |
電話番号 | 0869-34-4741 |
予 約 | 可 |
営業時間 | 11:00~20:00(L.O. 16:00) |
定 休 日 | 毎週水曜日(祝日の場合は、翌日木曜日) |
席 数 | 30席 |
駐 車 場 | お店から南へ40mのところの船着き場(突堤) |
キッチン かいぞくの駐車場
お店から南へ40mのところにある波濤崎の船着き場(突堤)に駐車できます。
専用駐車場ではないようで、周辺でイベントがあると満車になることも。
バイクの駐車場所
専用駐車場はありませんので車と同じ駐車場か、時間帯によってはお店横の駐車場も利用できるようです。事前に確認が必要。

ツーリングスポット情報
田土浦公園
公園内にはトイレ、西へ100mの位置には自動販売機があります。
岡山県道393号鷲羽山公園線(鷲羽山スカイライン)
牛窓オリーブ園
岡山県道397号寒河本庄岡山線(岡山ブルーライン)
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