・「絶品めしを食べたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、それが絶品バイクめし。
・おいしいご飯はもちろん、ツーリングやドライブに役立つスポットやルートをご紹介します。
・今回は北海道目梨郡 知床食堂。
「ランチもツーリングも楽しみたい!」その欲望、叶えます

絶品バイクめしとは「絶品めしを食べたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、カゲモトが考えた造語である。
ご当地グルメやB級グルメのランチを中心に、美味しいと感じたお店と、周辺にある気持ちいいルートや楽しいスポットをご紹介!
ラーツーやカフェツーでのランチ、テイクアウトを利用したピクニックツーなどジャンルを問わないプランをご提案します。

ご紹介するルートやスポットの一部は、ツーリングマップルを参考に探しています。
バイクライフには欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日のツーリンググルメ
今日は北海道目梨郡の道の駅 知床・らうす内にある知床食堂で海鮮三昧!
知床食堂
道の駅「知床・らうす」|全国「道の駅」連絡会
知床横断道路 (国道334号線)の羅臼町側にあるのが道の駅 知床・らうす。
その駅内に隣接しているのが知床食堂です。
店舗紹介|羅臼の海味 知床食堂
食堂と名前が付く通り、海鮮丼や定食以外にも、カツ丼やシカ肉生姜焼き定食などの山の幸に始まりラーメンやカレー、ハンバーガーなど何を注文するか迷うほどの品ぞろえ。
サカナに飽きちゃった!って人も気軽に立ち寄れます。
とは言いつつその腹にまた・・・サカナ入れなきゃいいけど・・・。チラチラッ
知床(しれとこ)、羅臼(らうす)とは?

今も大自然が残る知床は世界自然遺産に登録されていて、アザラシやシマフクロウなど希少な生き物が生息しています。
そして流氷が流れ着く最南端の地で、氷上を歩くツアーや砕氷クルーズが開催されているそうです。
日本で体験できるなんて最高ですね!目の前に広がる海がオホーツク海というのも感慨深い。
そんな知床にある羅臼は半島の東側で流氷が少なかったことから昆布漁が盛んでした。
そう、羅臼昆布ですね。
そして、羅臼を含む標津、根室、別海は「鮭の聖地」と呼ばれていて、鮭を目当てにエゾヒグマやワシ、キツネなど多くの生き物がやってくるそうです。
確かに、道北・道東の動物遭遇率は半端なかったです。
聖地だけあってか鮭が普通に川を上っていることにも驚きました。

鮭に直接「いただきます」と伝えているように見えますが、川上りを応援しているシーンです。

ちなみに知床とはアイヌ語の「シリエトク」が語源で「突き出た場所」、羅臼は「ラウシ」が語源で「獣の骨があるところ」という意味だそうじゃ。
鮭がいなかったら名前は違ってたんじゃろうかの。
なまら鮭丼 2,000円
鮭の聖地だからやっぱり鮭は譲れない、でもサーモンもいくらも食べたい!っていう欲張りさん向けのどんぶり。

「なまら」は北海道弁で「とても」という意味です。
白ごはんの上には「焼き鮭」「生サーモン」「いくら」「鮭節」がたっぷり鎮座しています。
名前に偽りなし!
生サーモンの「生」は水揚げから冷凍も過熱もされていない証。
サーモンでは珍しいですよね。
それでは、いただきます。
焼き鮭は塩加減が程よく、噛むたびに鮭らしい旨味があふれます。
生サーモンは脂がのっていて、口に入れると溶け出しますが、歯ごたえもしっかりあって鮮度は抜群!
いくらは味付けが繊細で素材の味を殺しておらず、ほのかに鮭の味がします。
さすが親子。
鮭節は・・・ちょっとわからなかったです。
口の中がすでに鮭まみれだったので、先に鮭節を食べていたら・・・と悔やまれます。
今まで食べたサーモンの中で一番おいしいかもしれません。
ここまで来てよかったと思える味でした。
黒ハモ丼 1,300円
店内のあちこちに貼られている「羅臼昆布羅~メン」と「黒ハモ丼」のポップ。
どっちも気になります。
羅臼昆布羅~メンは昆布と鮭節でとった出汁と、昆布塩を合わせたスープに昆布を練り込んだ麺が入り、その上にはとろろ昆布ときざみ昆布をトッピングした高級食材の羅臼昆布を堪能できる一杯。
850円也。
でも「黒ハモって何?」ってなったのでこちらを注文。

重箱のごはんの上には黒ハモさんが隙間なく敷き詰められています。見た目はうな重っぽい。
さっそく食べてみると、身はふわふわに蒸されていて、脂も程よく残り口の中でとろけます。たれは濃い目でしっかりしているので海鮮丼と違ったおいしさが楽しめました。
結局、黒ハモって何だろう?と思ったので調べてみると、あなごの一種だそうです。
黒ハモはウナギでもハモでもなかった。
ぶどうえび 2,000~4,500円 (7〜9月限定)
もう一品、店内ポップで気になったのが幻のエビ ぶどうえび。
水揚げ量がとても少なく珍しいので時価で値段は決まっていません。
訪れたのは9月、これも何かの縁だと思いビクビクしながら注文。
「せめて3,000円前後でお願いします!」と心の中で叫んでいたのが懐かしい。

幻の名に負けない立派なエビがやってきました。
予想より大きかったので大味なのかな?
と考えつつ殻をむいていざ実食!
お・・・おいしい。
予想をいい意味で裏切られました。
触感はプリップリではじける感じ。
筆頭すべきは、今まで食べたどのエビよりも甘くて濃厚!
ぼたんえびの比ではない。
幻の名は伊達じゃなかった。
会計時に確認すると4,500円の頭打ちで淡い願いも裏切られました。
一生の思い出にします。
北海道のオススメツーリングスポット

羅臼周辺の気持ちのいい峠道や絶景ポイントをご紹介します。
国道334号線 知床横断道路

斜里町と羅臼町を結ぶ知床半島を横断する道です。
全長27kmのワインディングロードで路面は広くてきれいで走りやすく、景色もころころ変わって楽しい道です。

峠の標高は738mで展望台からは国後島を望むことができますが、この日は曇っていたので見れなくて残念。
11月から4月まで通行止めになることから、日本一開通時期の短い国道と言われています。
天に続く道
知床食堂から約62kmの地点にある東西へ27km伸びる道。
西から東へ向かって走っていると何の変哲もないただの道ですが、展望台が設置されている場所から振り返ると一変!
ぜひ、西の始点からスタートしていただきたい。

撮影には展望台付近もいいですが、東へ1km進んだ「天に続く道スタート地点」が交通量が少なくてオススメ。
あまり知られていないのか、人も意外と少ないですよ。
開陽台

こちらも知床食堂から約62kmの地点にある小丘で、日本最大級の地平線を見ることができる展望台です。
無料の双眼鏡が設置されていて、運が良いとオフ車の牛追いが見れるかも。

天に続く道と開陽台はルートに入れ込みやすい場所にある。
ぜひ訪れてほしいのじゃ!

さらに周辺ルート、スポットを探すならツリマがオススメ!


店舗情報
店 舗 名 | 知床食堂 |
公式サイト | https://www.shiretoko-syokudo.com/ |
住 所 | 〒086-1833 北海道目梨郡羅臼町本町361-1 |
電話番号 | 0153-87-4460 |
予 約 | 可能 |
営業時間 | 4月~11月 9:00~18:00 12月~ 3月 10:00~17:30 |
定 休 日 | 4月~11月 不定休 12月~ 3月 毎週水曜日 |
席 数 | 100席以上 |
駐 車 場 | 道の駅の駐車場が利用できます。 |
バイクの駐車場所
道の駅なので駐車場には困りません。
ツーリングスポット情報
国道334号線 知床横断道路
天に続く道 名も無き展望台
5台ほど駐められる未舗装の駐車場があります。
天に続く道 オススメ撮影スポット
自動車8台ほどの駐車スペースと撮影用のウッドデッキが設置されています。
開陽台
広い駐車スペースとトイレがあります。自動販売機もあるのでここらで一息いかがですか?
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