モノや人を撮影する機会が増え、ストロボの出番と比例して鬼のように消費される単3アルカリ乾電池。そこで、前々から気になっていたリチウムイオン充電池「imuto リチウムイオン充電池」を購入しました。
しかし、購入後にimutoについて調べていると、気になる情報を発見します。
ところが、じっさいに使ってみると。。。結果から言えば使えませんでした。
引用元:音楽喫茶ヤギヤ 店長の日記
これは由々しき事態。買う前に調べておけばよかったと反省しつつ、とりあえず動作確認のためimutoをGODOX TT685IIに入れてみました。
すると、結果から言えば使えました。
そこでこの記事では、imutoリチウムイオン充電池をGODOX TT685II・TT350で実際に使用し、発光やチャージに問題がないかを検証します。
あわせて、ケース型充電器の使い勝手や、購入前に知っておきたいポイントもレビューします。

昔の自分に「すぐに買ったほうがいいよ!」と伝えたくなるオススメ商品です。
【結論】imuto リチウムイオン充電池はGODOX TT685II・TT350に使えた

imutoのリチウムイオン充電池は、今回試したGODOX TT685II・TT350で問題なく使用できました。
テスト発光だけでなく実際の撮影でも正常に動作したため、私は今後もストロボ用の充電池としてimutoを使っていくつもりです。
ここでは、実際に確認した内容と、リチウムイオン充電池がストロボでは使えないと言われる理由をまとめます。
発光・チャージ・モニター表示に異常なし
まずはGODOX TT685IIとTT350にimutoのリチウムイオン充電池を入れ、テスト発光を行います。
どちらのストロボも問題なく発光し、発光後のチャージも正常に行われました。ストロボ本体のモニター表示にも、気になる異常はありません。
続いて、実際の撮影でも使用しました。撮影中も発光やチャージに問題はなく、通常のストロボ撮影と同じように使えています。
少なくとも今回使用したGODOX TT685II・TT350では、imutoリチウムイオン充電池による動作上の問題はありませんでした。
チャージ時間は短く、電池の持ちは長くなった
アルカリ乾電池からimutoのリチウムイオン充電池に替えて、まず驚いたのがチャージ時間の短さ。発光後の待ち時間が明らかに短くなり、撮影のテンポが良くなりました。
電池の持ちも不満はなく、実際の撮影では1日使っても電池交換なし。撮影枚数によって消耗具合は変わりますが、普段の撮影では十分な持ちだと感じています。
チャージを待つ時間や電池交換を気にする場面が減り、想像以上に快適になりました。
これならもっと早く導入しておけばよかったです。
なぜ『ストロボでは使えない』と言われるのか

リチウムイオン充電池がストロボで使えないと言われるのは、ストロボとの相性によって正常に動作しない場合があるためです。
リチウムイオン充電池は、内部の回路で出力する電力を調整しています。一方、ストロボは発光後のチャージで大きな電力を必要とします。
そのため、電池側の回路とストロボの特性が合わないと、動作に問題が生じる場合があります。
実際に、リチウムイオン充電池をストロボで使用した際に、チャージ中の表示異常や異常発熱が確認された事例もあります。
すべてのストロボで使えるとは限らない
今回、GODOX TT685II・TT350では使用できましたが、すべてのストロボでリチウムイオン充電池が使えるとは限りません。
ストロボと電池にはそれぞれ特性があり、組み合わせによって動作に影響が出る可能性があります。
リチウムイオン充電池を使用する際は、メーカーの対応状況や使用上の注意を確認することをおすすめします。
今後も使い続けて、もし不具合があればこの記事に追記します。
【レビュー】imuto リチウムイオン充電池&充電器

ここからは、セット内容やケース型充電器の使い勝手、実際に使って感じた良かった点と気になった点を紹介します。
セット内容|単3リチウムイオン充電池3600mWh×8本+ケース型充電器
セット内容は次の4点です。
- 単3形リチウムイオン充電池 × 8本
- ケース型充電器
- USB Type-Cケーブル
- 取扱説明書
充電池の軽さと8本セットが嬉しい

充電池は一般的な単3形と同じサイズで、デザインもシンプル。「AA(ダブルエー)」は単3形を指すアメリカ式の呼び方です。
重さは1本あたり19g。一般的なアルカリ乾電池が約23〜25g、ニッケル水素充電池が約27〜30gなので、実際に持ってみても軽く感じます。
セットには8本付属するので、4本使うストロボでも買い足さずに予備を確保できます。
ケースのデザインは好き
ケースは手のひらに収まるくらいのコンパクトなサイズで、デザインはシンプル。個人的には、このくらいシンプルなデザインが好みです。部屋に置いても目立ちにくく、置き場所に困りません。
ケースには8本の充電池が収まり、267gと見た目よりもズシッときますが、そのまま充電や持ち運びができて便利です。
付属品はオマケ程度
付属のUSB Type-Cケーブルは60cmのC-Cタイプ。質感は一般的で、やや太め。開封直後は巻き癖が残っていました。ケーブル自体はオマケ程度と考えたほうがよさそうです。
良かった点|1〜8本を同時に充電・管理できる

imuto最大の特徴は、8本の充電池をケースにまとめて収納し、そのまま充電・管理できることです。
これまでは、使い終わった電池と充電済みの電池が混ざらないように気をつけたり、どの電池を充電したのか確認したりする必要がありました。imutoなら、使い終わった電池をケースに戻せば、フタのインジケーターで状態を確認でき、そのまま充電できます。
すべてを使わない場合でも、必要な本数だけセットして充電できるのも便利です。ストロボで4本使うときも、残りの4本を予備としてケースに入れておけます。
電池をバラバラに保管する必要がなくなり、「充電する」「保管する」「持ち出す」をひとつにまとめられるのが、実際に使って感じた大きなメリットでした。
気になる点|ケースの作りとACアダプター

ケースの作りはプラスチックがやや薄く感じられ、強度に少し不安があります。落としたり、フタに無理な力を加えたりすると破損する可能性もありそうなので、開閉は丁寧に扱ったほうがよさそうです。
そして、USBポートがフタ側面にある点も気になります。ケーブルを挿したままだと、フタの開閉や電池の出し入れがしづらく、充電中の見た目も良くありません。
個人的には、USBポートはケースの背面にあったほうが使いやすかったと思います。
また、ACアダプターは付属していないため、別途用意する必要があります。
とはいえ、充電池8本とケース型充電器が3,000円台で揃うことを考えると、少し贅沢を言いすぎかもしれません。価格を考えれば、十分納得できるセットだと思います。
imutoリチウムイオン充電池の疑問を解説
imutoを試す前に気になる疑問をまとめました。購入前にチェックして不安の解消に役立ててください。
- Q3600mWhは何mAhなの?
- A
imutoの3600mWhは、公式では約2400mAh相当とされています。
mAhは電気の容量、mWhは電圧まで含めた電力量を表す単位です。
mWhの数字だけを見ると大容量に感じますが、単3形充電池として特別に大きい容量ではありません。
- Q一般的な単3電池と何が違う?
- A
同じ単3形でも、電池の種類によって特性が異なります。
アルカリ乾電池は1.5Vで入手しやすい一方、ストロボのような高負荷な機器では電圧が低下しやすく、チャージ性能にも影響します。
ニッケル水素充電池は1.2Vと電圧は低いものの、内部抵抗が比較的小さいことが特徴です。瞬間的に大きな電流を取り出しやすいため、ストロボ用として広く使われています。
imutoは1.5Vの出力を維持するリチウムイオン充電池です。一般的な電池と異なり、電池残量が少なくなっても1.5Vを維持できます。そのため、ストロボでは電圧低下によるチャージ性能の低下を抑えることが期待できます。
- Qニッケル水素充電池との違いは?
- A
ニッケル水素充電池は大電流を取り出しやすく、ストロボとの相性や使用実績もある一方、imutoは1.5Vを維持しやすいことが強みです。
ただし、ストロボでは電池の放電性能や機器との相性も関係するため、どちらが優れているとは一概に言えません。
また、imutoのように出力電圧を一定に保つタイプの電池は、電池残量が減っても機器側では電圧低下を検知しにくく、残量表示が正確にならない場合があります。
- Qimutoは電池残量が少なくなるとどうなる?
- A
電池残量があるように表示されたまま、突然電池切れになることがあります。
imutoは電池残量が減っても1.5Vの出力を維持するため、機器側では残量の減少を把握しにくい場合があります。
残量表示だけを頼りにせず、予備の電池を用意しておくと安心です。
- Qケース型充電器でニッケル水素充電池も充電できる?
- A
imutoのリチウムイオン充電池のケース型充電器は、ニッケル水素充電池に対応していません。
別モデルの「imuto リチウム&ニッケル水素充電池」に付属するケース型充電器なら、他社製のニッケル水素充電池にも対応しています。 公式では、単3形ニッケル水素充電池の98%に対応しているそうです。
すでにエネループなどを持っている人も、充電池の種類を気にせずまとめて充電できます。
まとめ|imutoはストロボ用の充電池として使える
imutoのリチウムイオン充電池は、今回試したGODOX TT685II・TT350で問題なく使用できました。
チャージ時間が短く、繰り返し使えることで、ストロボ撮影が以前より快適になったと感じています。8本の充電池をケースにまとめて管理できるのも便利でした。
一方で、ケースの作り、ACアダプターが付属しない点は気になります。また、すべてのストロボで使えるとは限らないことにも注意が必要です。
それでも、GODOX TT685II・TT350を使っている私にとっては、ストロボ用の充電池としてimutoを選んでよかったと思える製品です。今後も使い続けながら、気になる点があればこの記事に追記していきます。
リチウムイオン充電池がストロボで使えるのか気になる方の参考になれば嬉しいです!
ではまた!




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