ツーリングシーズンが来たのにバイクが動かない！バイクアイテムが使えない！なんてことがないように、事前にしておいたほうがよい整備や準備についてお伝えします。
シーズンインにむけて準備をしよう！
日に日に気温が上がってくると「そろそろバイクに乗りたいな～」、「乗れるんじゃないかな～」なんてソワソワしてきますよね。天気予報を見て「週末は暖かそうだしバイクに乗ろう！」って思っちゃいますよね!?
でも、冬眠させていたバイクやアイテムは問題なく使用できるでしょうか？
当日になって動かない！使えない！ってなると、せっかくのツーリング日和が台無しです。
今のうちに準備をしておきませんか？
365日バイクシーズンだ！って人も新年度を迎えるこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。
バイクの点検、整備をしよう
まずは愛車から。
バイクが動かないとツーリングどころか乗ることもできないし、直るまでに時間がかかる可能性もあるので早い方がよいです。
冬眠前に気になっていたことをうっかり忘れていた、なんてこともよくあるのでこの機会に直しておきましょう。
エンジンは始動する？
セル、もしくはキックでエンジンをかけてみましょう。
冬眠前まで問題なく乗れていたのにかからない場合はバッテリー上がりの可能性が高いです。
キルスイッチ（赤いボタン）がOFFになっている場合もエンジンはかかりません。
知らないうちに押していた、なんてこともあるので要確認。
バッテリー上がりかの判断はテスターでバッテリーの電圧を測る方法が確実。
テスターがないならセル式は
・モーターの周り方が弱々しいか「キュルッ」と止まってしまう
・キーを回してもうんともすんとも言わないかメーターが光るだけ
などの場合はバッテリー上がりの可能性が大です。
12V以上‥‥ 正 常 新品の場合は13Vある場合も
11V台‥‥‥ 要注意 充電すれば何とかなるかも
11V未満‥‥ 要交換 充電してもまた上がるかも
自分で充電や交換ができない場合は近くのバイクショップに持ち込むか引き取りに来てもらうしかありません。
油脂類、冷却水はいつ変えた？
久しく変えてないなーなんて思った人はすぐに交換しましょう。
ブレーキフルードや冷却水も交換時期を守って取り替えましょう。
エンジンオイル‥‥ 5,000kmまたは半年に１回のどちらか早い方（3,000kmの人も）
ブレーキフルード‥‥２年に１回
冷却水‥‥２年に１回（長寿命タイプなら7～10年）
もし量が減っていれば何かしら異常がある可能性があります。
外観に目立つ漏れがない場合は補充して下記を参考に様子を見てみましょう。
不安な場合はバイクショップに相談を！
エンジンオイル‥‥走行中、オイル臭くないか。マフラーから煙が出ていないか。
ブレーキフルード‥‥パッド、シューの残量確認を。キーキー音もしていたら交換時期かも。
冷却水‥‥エンジンやホースに白っぽい粉が付着していないか。走行中、甘い匂いがしないか。
タイヤは大丈夫？
空気圧を規定値に合わせることはもちろん
・溝の深さは十分か
・目立った傷やヒビはないか
・釘など踏んでいないか
この辺りもしっかり確認をしておきましょう。
タイヤのメーカーや種類、走り方によって違うのでスリップサインで判断を。
△マークがあればそのあたりの溝にあります。表面と同じ高さになっていたらすぐに交換！
灯火類はちゃんと光ってる？クラクションは鳴る？
ポジションランプ、ヘッドライト、ウインカー、ブレーキすべて点灯するか確認しましょう。
クラクション（または警告器、ホーン）が鳴るかも確認しておこう。
チェーンメンテナンスしてる？
チェーン駆動のバイクはしっかり清掃と注油をしておきましょう。
20,000kmまたはひどく錆びていたり、リンクが変な形で固まってしまっている場合は早めの交換を。（一般的なシールチェーンの場合）
– 必要なの?チェーンメンテナンスのススメ。場所を気にせず作業ができる楽々アイテムはこれだ！ –
バイクアイテムを点検しよう
あらためて並べてみるとバイクに乗るためにはたくさんのアイテムを使用しますね。
一度引っぱり出して見直してみて、痛んでいる場合はこの機会に買い替えてしまいましょう。
口実って大事。
ヘルメットのメンテナンスは大事
外観に傷がないか確認しましょう。ひどい場合は買い替えを検討を。
シールドの傷が気になるようなら交換してしまいましょう。
ヘルメットによってはインナーパッドが外せるものがあります。今のうちに手洗いで洗濯しませんか。
汚れた水が出てきてゾッとしますよ。
耐用年数は3年。落としてしまった場合は買い替えを推奨されています。
事故を起こした場合は買い替えは必須。縁起的にもそうしたいですよね。
ウェアはしまい込みがち
バイク用のウェアは普段は着ないのでしまい込みがち。知らないうちにシワができていたりします。
しっかり伸ばして干しておきましょう。ウェアも汚れや匂いが気になる場合は今のうちに洗濯を。
グローブとシューズ、ブーツは痛みがち！
常に操作する手や足に装着するアイテムは摩耗が激しいので穴が開いたりします。
それでは保護できないので買い替えましょう。
最後に 久々のツーリング、安全に楽しく出かけよう
バイクの点検についてお伝えしましたが、ちょっとハードルが高いかもしれませんね。
無理はせず、バイクショップにお願いしましょう。
バイクアイテムは高価なものが多いので買い替えづらいものですがシーズンインを口実に買い替えていいと思いますよ！（無責任）
暖かくなってきましたが、山はまだまだ寒暖差も大きいのでしっかりした防寒対策が必要です。
また、久々のツーリングですから走り方を思い出すまでは安全なマージンをもって楽しく走りましょう！
ではまた！
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