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「おいしいご飯を食べたい!」「ご当地グルメを知りたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、それが絶品バイクめしです。
ご紹介するお店は、ご当地グルメやB級グルメ、ラーメンやカフェランチ、さらにはテイクアウトを利用したピクニックツーなど、実際にうかがって魅力的に感じたお店の情報と駐車場情報をお届け。そして!ツーリングプラン作りに役立つ、周辺のオススメスポットや快走ルートもご紹介します。
今回は、岡山県津山市の「石川屋」にお邪魔しました。

ご紹介するスポットやルートの一部は、ツーリングマップルを参考にして探しています。
ツリマはバイクライフに欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日のツーリンググルメ

豊かな自然と豊富なご当地グルメが楽しめる津山市。高速道路が通っているため、他県からのアクセスも良好な地域です。津山市のご当地グルメといえば、津山バーガーと津山餃子と・・・。
岡山県津山市の「石川屋」では、人気グルメ「津山ホルモンうどん」と絶品の鉄板料理が食べられます。
石川屋

津山市と鳥取市を結ぶ国道53号線沿いに、渋い店構えの「石川屋」があります。赤い看板に書かれた文字がどこか懐かしく、風情を漂わせています。
ご当地グルメの津山ホルモンうどんは、市内20カ所以上で提供されていて、石川屋は地元民だけでなく、遠方からのリピーターも多い人気店です。


店内に入ると、まず目を引くのが年季の入った鉄板と、それを囲むように設けられたカウンター席。ライブ感たっぷりの特等席なので、狙って座りたい!
平日の開店前に訪れたため、無事に鉄板前に着座できました。鉄板の向こうで大将が準備を始め出すと、否が応でも期待が高まります。
石川屋のメニュー


壁には短冊メニューがずらりと並び、名物の他に焼きそばやお好み焼き、一品料理まで幅広くラインナップ。注文に迷っていると「これが人気ですよ」と、大将がさりげなく声をかけてくれるアットホームさも魅力です。
今回は、大将にすべてお任せしてみようと思います。
津山ホルモンうどん
津山ホルモンうどんのルーツは、昭和20年代の精肉業と食文化にさかのぼります。津山市はもともと牛肉の加工業が盛んで、牛のホルモンが日常的に出回る環境がありました。
新鮮なホルモンが入手できたことから、鉄板で焼いておつまみに、うどんと絡めて〆(シメ)として提供したのが始まりだそうです。特徴はなんといっても、ぷりぷりの牛ホルモンと甘辛い特製ダレの組み合わせ。
タレは店舗ごとに異なり、味噌ベースや醤油ベース、辛口など、バリエーションが豊富です。いくつかのお店を食べ比べてみるのも楽しそうですね。

ちなみにホルモンの語源は「放るもん(捨てるもの)」から来たといわれておるぞ!


大将が鉄板に火を入れ、ジュウジュウと焼き始めました。香ばしい匂いに思わずお腹が鳴ります。
それでは、いただきます!
ちゅんちゅん焼き(牛レバー) ?円

まずは名物のちゅんちゅん焼。鉄板の上で、角切りにされた牛レバーを軽く炙ると「チュン!チュン!」と音が響くことが名前の由来です。
ごま油と塩でさっぱり味付けされ、刻みネギが香りと食感のアクセントになっています。レバーは絶妙な焼き加減で、臭味はまったくありません。食べきる前から、おかわりしたくなります。

レバーが苦手な人も、ちゅんちゅん焼ならおいしく食べられたそうです。(by 大将)
牛そずり ?円

牛そずりは津山名物の希少部位「そずり肉」を使った一品。そずりとは、あばら骨や背骨からそぎ落とした肉のことで、赤身と脂の絶妙なバランスと旨味が非常に濃いことが特徴です。
噛むほどに肉汁があふれ、ロースやカルビとは違った旨味を楽しめます。さっぱりとしたソースとの相性が良く、箸が止まりません。白ご飯が食べたくなります!
ホルモンうどん+そば ?円

「ホルモンうどんも人気だけど、ホルモンそばもおいしいよ」という大将のアドバイスに、どちらを選ぶか迷っていると、慣れた様子でうどんとそばを1玉づつ混ぜた「ちゃんぽん」を提案してくれました。

最初は「えっ、混ぜちゃうの!?」と驚きましたが、これが見事にハマるんです。

うどんはモチモチで、そばはコシコシして、歯ごたえの違いが楽しい!さまざまな部位が入ったホルモンは柔らかく、簡単に噛み切れて食べやすさに驚きます。
甘辛い味噌ダレは全体にしっかり絡み、甘さとコク、香ばしさが絶妙に調和しています。特製ダレからは、ほんのり柑橘っぽい香りも感じます。
ホルモンのコクと、キャベツの甘みも合わさって、口の中が幸せいっぱいです。食べ進めると、そばがパリッとしてきて、香ばしさが引き立ってきます。次回もちゃんぽんで食べたい!
大将にお任せしたら、裏メニューばかりの贅沢なラインナップに。詳細な価格は分からないままでしたが、2人で3,030円、味も量も大満足でした!
ごちそうさまでした。
石川屋の詳細情報
石川屋は、昭和感の残る古き良きお店で、店構えのインパクトにためらうかもしれませんが、勇気をもって訪れて欲しい名店です。ホルモン好きをうならせる、ここでしか味わえない一皿が待ってます。
ランチタイムや週末は混雑しやすいため、開店直後や14時以降に訪れると比較的スムーズです。
店 舗 名 | 石川屋 |
住 所 | 〒708-1224 岡山県津山市上村1442 |
電話番号 | 0868-29-3208 |
予 約 | 可 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定 休 日 | 水曜日 |
席 数 | 14席(カウンター6席) |
支払い方法 | 現金のみ |
駐 車 場 | あり(未舗装) |
公式サイト | – |
バイクの駐車場所


お店の両サイドに駐車場があります。どちらも未舗装なので、駐車時は要注意。区画分けされていないため、できるだけスペースを節約して駐車しましょう。
岡山県のオススメツーリングスポット

岡山県津山市周辺にあるツーリングスポットをご紹介します。フォトスポットから快走ルートまで、バランスよく集めました。
美作滝尾駅

「美作滝尾(みまさかたきお)駅」は、無人駅ならではの静けさと、昭和の趣を残す木造駅舎が魅力のノスタルジックなスポットです。バイクを降りると、なんだか懐かしい空気と静けさが心地よく広がっています。


実はここ、1995年公開の映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』のロケ地として知られており、ファンの間では聖地として親しまれています。
人も車も少ないので写真が撮りやすく、雰囲気を活かしてアニメ風に加工しても面白い。駅舎のそばにあるベンチで缶コーヒーを楽しみながら、ほっと一息つくのも良いですね。
作州街道(津山広域農道)


高低差とカーブが楽しい全長約35kmの快走ルートが「作州街道(津山広域農道)」です。農道とはいえ整備が行き届いており、気持ちよく走り続けられます。
ワインディングは楽しめませんが、信号が少なくペースも乱されにくいので、ツーリングで活用したい時短ルートです。
城東伝統的建造物群保存地区

古い町並みとバイクが絵になる「城東伝統的建造物群保存地区」は、江戸初期の面影を今も残しています。畳の小道と白壁の土蔵が続く街並みは、まるで時代劇のセットの中に迷い込んだよう。


道沿いには、火の見櫓(やぐら)や用水桶、常夜灯が設置され、昔の暮らしがそのまま残っているかのような雰囲気があります。 庇が長く連続する景観は、他の地域には見られない城東地区の特徴なんだそうです。
無料の観光駐車場もあるので、ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。
岡山県北部でグルメと歴史を堪能しよう!
津山市は、高速道路のおかげでアクセスが良好な、県外ライダーに優しい地域です。周辺には、立ち寄りスポットや快走ロードが多く、何度走っても飽きない魅力があります。
また、魅力的なご当地グルメも豊富なので、再訪する理由は尽きません。岡山県を訪れる際は、ぜひ参考にしてください。
ではまた!

さらに周辺ルート、スポットを探すならツリマがオススメ!


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