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必要なの?チェーンメンテナンスのススメ。場所を気にせず作業ができる楽々アイテムはこれだ!

必要なの?チェーンメンテナンスのススメ。場所を気にせず作業ができる楽々アイテムはこれだ!
今回のテーマ

ついサボってしまうチェーンの掃除と注油。そこで、チェーンメンテナンスの必要性とチェーンにまつわる疑問の答えをまとめました。さらに、少しでも楽にメンテナンスができるようにおすすめアイテムをご紹介しつつ、実際の作業風景もまとめました。

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チェーンメンテナンスって意味あるの?

みなさんチェーンメンテナンスしてますか?

私はついついサボってしまいます。

手はオイルで汚れるし、注油しても押し引きが軽くなったような気がするようなしないような。
走ったらオイルは飛び散るだけで変化を感じない。

「シールチェーンは注油しても意味がない」って何かで読んだ気がするし・・・。
しなくていいならしたくない!

チェーンメンテナンスって意味があるんでしょうか。

結論 ものすごく意味があった

メンテナンスを怠ると、サビで見た目が悪くなるのはもちろん、チェーンの摩耗がどんどん進み操作性が悪化したり、騒音が増加したりします。
いわゆる「チェーンが伸びた」状態。
抵抗が増えるのでバイク自体の性能が低下燃費も悪くなるともいわれています。

そのまま乗り続けるとスプロケット(チェーンがかかっている歯車)に負担がかかってしまい、最悪はスプロケットもチェーンも壊れてしまいます。

そうなると目も当てられませんね。

シールチェーンには注油は無意味では?

チェーンの伸びを抑制するために各接続部分にグリスを封入し、漏れ出てこないようにシールで蓋をしたのがシールチェーン。

蓋がされているのなら注油ができないし、すでにグリスも入っているから必要ないのでは?って考えたこともありますが、シールの劣化防止やサビやゴミから保護するためにメンテナンスは必要です。

私は以前、メンテナンスをサボりすぎてシールをボロボロにしてしまった前科があります。

赤い部分がシール。シールの形状はO-リングが一般的ですが、このD.I.Dのシールは抵抗減、長寿命を目指して独自の形状を採用しています。
チェーンの基礎知識|D.I.D 大同工業株式会社

チェーンの寿命を延ばすためにメンテナンスはしっかり行ったほうが良いですね。

では、どのタイミングで行えばいいのか。

チェーンのメンテナンス時期は?

チェーンメンテナンスは500km毎が推奨されています。
雨の中を走った場合は油切れをおこしているのですぐに注油したほうが良いです。

「日帰りツーリングを2回したらメンテナンス」と覚えておけば忘れなくてすみそう。

チェーンの寿命はどれくらい?

メーカーではシールチェーンは15,000~20,000km以内ノンシールチェーンは5,000km前後
どちらのチェーンも5年以上使用したものは交換が推奨されています。

良く整備された状態を基準に交換時期の目安として推奨しているそうです。

走行距離や使用年数以外で判断できる?

  • チェーンに変な癖がついている
  • サビがひどい
  • チェーン調整ができないほど伸びている
  • シールがちぎれている

どれか当てはまっていたら、早めの交換をオススメします。

チェーンメンテナンスにオススメのアイテム

とはいえ、チェーンメンテナンスはめんどくさいですよね。

わかります。

メンテナンスしなくても乗れてしまうし、地味に疲れるし。

そこで!少しでも楽にメンテナンスができるようなアイテムをご紹介します。
簡単にきれいになればメンテナンスしてやろうかって気が起きるでしょう、きっと。

チェーンクリーナー

AZ バイク用チェーンディグリーザー500ml
created by Rinker

まずはこちら、頑固な油汚れも強力に洗浄します!
さらに、防錆剤が配合されているので洗いながらサビも防げます。
強力すぎるのでアルマイト加工されたパーツやアルミ、ホイール、塗装面にかからないように注意が必要
ブラシで掃除し水で洗い流せば、ピッカピカのチェーンが帰ってきます。
もちろんシールチェーンにも使用可能。
ちなみに「ディグリーザー」とは脱脂洗浄剤という意味です。

水が使えない環境ならこのクリーナーがオススメ!

AZ バイク用 チェーンクリーナー パワーゾル スプレー ブラシ付き
created by Rinker

遅乾タイプで浸透性がよく汚れをじっくり分解します。
噴射範囲は「広範囲」「ステンレスノズルでの狭所」を簡単に切り替えられ、逆さ噴射も可能なナイスガイ。
最後の水洗いは不要!そしてブラシ付き!太っ腹!!

チェーンオイル

AZ バイクレース用チェーンルブ ロングライフ 110ml
created by Rinker

ウエットタイプなので浸透性が高く伸びもいいので注油しやすい
そしてチェーンが白くならないのでゴールドチェーンには特におすすめです。
ロングライフの名の通り500km以上の長持ちを実現!
バイクレース用と書かれています、レースの使用にも十分に耐えられるハイスペックオイルということで公道使用は可能です。

チェーンブラシ

チェーンブラシ
created by Rinker

3面ブラシとロングブラシが付いているよく見るタイプを使っています。
似たり寄ったりなので好きなものを購入するか、セット売りを狙いましょう。

ウエス

清掃時は布でも紙でもいいですが注油後の拭き上げは布がオススメです。
紙だとボロボロになるので。

メンテナンススタンド各種

センタースタンドがないバイクのチェーンメンテナンスは、徐々に前に動かしながらの作業になるのでけっこう面倒。
軽いバイクなら力技で、リヤタイヤを浮かせてチェーンを回すこともできますが、メンテナンススタンドがあった方が楽にできます。

J-Trip ショートローラースタンド
created by Rinker

メンテナンススタンドはやっぱりJ-Trip!
高価ですが、安い類似品は強度もリフトアップのしやすさも劣るのでせっかく買うならこの商品で間違いないでしょう。
受け金具は別売りなので合う形状を選びます。私は汎用性の高いL受けを購入しました。

J-Trip L受け
created by Rinker

ただ、チェーンメンテナンスだけで購入するには高価すぎ。
そこでオススメしたいアイテムが2つあります。

ローラースタンド

まずはこちら!ローラーが二つ付いたスロープのような形状で、乗り上げれば手でタイヤを回すことができます。
フロントタイヤにも使用できるのでホイールの掃除にも使用可能!

注意点
ローラーの上に乗っているだけなので、タイヤを回すのにはちょっと力が必要です。そして、ブロック系のタイヤはうまく回らないので不向き。ローラースタンドの重量が1.7kgあるので持ち運びもしづらい。

ローラースタンド
created by Rinker

unit スイングアームリフトスタンド

続いてはこちら!サイドスタンドと併用してリアタイヤを持ち上げことができます。
使わない時はこんなにコンパクトで重量も0.8kgと軽い!

注意点
ちょっと不安定なので作業中は注意することと、地面がツルツルだと、滑ってうまく上がらない場合があります。

組み立ては手でねじを締めなおすだけなので10秒もかかりません。

使い方は、底部ゴムパーツを回して高さを調整し、タイヤの横に接地させてL型のアームをスイングアームの平らな部分にあてがいます。

そしてT型のレバーをグイッと押し下げるとふわっと浮き上がるわけです。
空いた手でバイクを押し上げるようにアシストすればさらに楽に上がりますよ。
あまり高く上げすぎるとバランスが悪いので、底部ゴムパーツを回して調整してください。
タイヤが浮かなかったときも同様に、底部ゴムパーツで高さを調整します。

タイヤは浮いているので軽く回ってメンテナンスも楽々!
持ち運びが簡単で場所を選ばずリフトアップできるので、長期ツーリングでは良き相棒です。
バイクを下ろすときは逆手順。

UNIT(ユニット) スイングアームリフトスタンド
created by Rinker

実践!チェーンメンテナンスをしてみよう

それではさっそくチェーンメンテナンスをしてみましょう!

まずは邪魔になりそうなカバーなどを外しリヤタイヤを浮かせます。

漆黒のチェーンが登場。

撮影の都合上、高価なスタンドを使わせていただきました。
「そっち使うんかい!」という声が聞こえてきそうですが、作業のしやすさが格段にいいので自宅で作業するときは迷わずメンテナンススタンド。

では清掃を始めます。AZ チェーンディグリーザーをこの汚らしいチェーンにまんべんなく噴きかけます。

NG写真 塗装面やホイールにもかけちまった!

不要な段ボールでアルマイト加工されたパーツやアルミ、ホイール、塗装面にかからないように養生しながらしっかり噴きかけます。
スプレーは口の黒い部分を回すことで広範囲とスポットの2パターンを選べます。

まんべんなくかけたら洗剤が浸透するまでしばらく待ちます。
2、3分くらい待った気がします。

3面ブラシで全体的にしっかりこすり、細かいところは反対のロングブラシでゴシゴシ。
勢いよくこすると洗剤や油が飛んでくるので注意してください。

※スプロケット周辺の掃除や注油を行う際はチェーンとスプロケットに指を挟まれないように注意してください。指を持って行かれます。

満足したら水でしっかり洗い流します。

墨汁みたいな汁が出てます。

ウエスで水分を拭き取り、しっかり乾燥させます。
私は5分も待てませんでした。

ここからが注油の始まり。
まずはカシメ部やプレートの刻印など始めた場所が分かるような目印を見つけておきます。
スタート位置を決めたら注油開始。

※スプロケット周辺の掃除や注油を行う際はチェーンとスプロケットに指を挟まれないように注意してください。指を持って行かれます。

チェーンオイルをプレートの間(イラストの赤丸部分)を狙って差していきます。
1か所につき1滴、をチョン、チョンと置いていくような感じ。
油が垂れることがあるので段ボールを敷いておくと後片付けが楽です。

全体に差し終えたら何回かタイヤを回してオイルをなじませ、ウエスで余分な油を拭きとります。
特に何も気にせず拭いてしまって大丈夫ですが、拭いたウエスでプレートの外側や内側にオイルを伸ばすように薄く塗っておくとプレートの防錆になります。

外した部品があれば元に戻してメンテナンスは完了!
お疲れさまでした。

プレートに浮いたサビは取り切れませんでしたが、作業前と比べるととてもきれいになり、動きも軽やか。何よりすがすがしい気分です。

今回は真っ黒になったチェーンを清掃から注油まで行ったので、作業時間は15~20分ほどかかりました。
マメにメンテナンスをしておけば10分程度で終わります。
チェーンの清掃は注油のたびに行う必要はなく、汚れがひどい時にするとよいでしょう。
注油は500km毎か雨天走行時でしたね。
洗車した時も忘れず注油しましょう!

最後に - 誰が言ったかチェーンの汚れは心の汚れ –

チェーンメンテナンスはデメリットはなく、チェーンやスプロケットの寿命を延ばすことや、燃費の向上など、メリットがたくさん。
チェーンが汚いだけで大事な愛車が「放置バイク?」って思われてしまうととっても悲しい。
いや、部分的には間違ってはないんですが。。。

チェーンがキラッと光っていればカッコよさは倍増!
ぜひ、チャレンジしてみてください。
私もマメに頑張っていこうと思います。

ではまた!

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