・「絶品めしを食べたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、それが絶品バイクめし。
・おいしいご飯はもちろん、ツーリングやドライブに役立つスポットやルートをご紹介します。
・今回は兵庫県洲本市 さか笑うどん。
「ランチもツーリングも楽しみたい!」その欲望、叶えます
絶品バイクめしとは「絶品めしを食べたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、カゲモトが考えた造語である。
ご当地グルメやB級グルメのランチを中心に、美味しいと感じたお店と、周辺にある気持ちいいルートや楽しいスポットをご紹介!
ラーツーやカフェツーでのランチ、テイクアウトを利用したピクニックツーなどジャンルを問わないプランをご提案します。
ご紹介するルートやスポットの一部は、ツーリングマップルを参考に探しています。
バイクライフには欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日のツーリンググルメ
淡路島のグルメといえば、淡路牛を使った牛丼や淡路島バーガー、海の幸を使った生シラス丼や生サワラ丼などが有名ですが、今日はさっぱりしたものを食べたい。。。
そんな時に訪れてほしいお店を紹介したいのですが、営業日は週末のお昼2時間だけ。
お店もひっそりと佇む超隠れ家のようなうどん屋さんです。
さか笑うどん
1.5車線ほどの小道を進んで行くと、赤いのぼりと年季の入った看板が現れます。
看板には営業日の案内と「狭く、急な坂道になっています。」という注意書きが。
注意書きされるほどの急坂を見ると、写真では伝わりにくいですが、狭く急勾配の下り坂になっています。
確かにクルマでもためらうレベルの急坂なので、バイクで下るには勇気が必要です。
恐る恐る坂を下ってみると、左手に広い駐車場と正面に隠れ家のようなお店が現れます。
お店の外観は普通の古民家という感じで、お店と知らなければ引き返してしまいそうです。
店内もやっぱり古民家で、田舎のおばあちゃんの家に帰ってきた気分になります。
座敷に上がってみると、座卓のほかにダイニングテーブルも1卓あるので、好きな食事スタイルを楽しめます。
玄関では自家農園で採れた野菜を販売していて、料理に使われている野菜もほとんどが自家栽培です。
さか笑うどんのメニュー
メニューはシンプルで、麺とだしそれぞれを温(あつ)もしくは冷(ひや)から選ぶ讃岐スタイル。
そう、こちらのお店では本格的な讃岐うどんを楽しむことができます。
讃岐スタイルのうんちく
本格的な讃岐うどんのお店では麺とだしの温度を選べることが多いです。
麺とだしが温かい『温温(あつあつ)』、麺とだしが冷たい『冷冷(ひやひや)』はわかりやすいですが、麺が冷たくだしが温かい『冷温(ひやあつ)』は讃岐うどんのお店以外ではあまり見かけません。
温度に正解はなく好みで選べばいいですが、『冷温』は麺のコシとだしの香りを同時に楽しめる食べ方です。
ちなみに麺が温かくだしが冷たい『温冷(あつひや)』も存在して、麺が柔らかくモチモチした食感を楽しめる。
だしは熱くないから子どもでも食べやすい食べ方なのじゃ!
それでは、いただきます。
かけうどんとかやくごはん + から揚げ ¥600 + ¥100
うどんの温かさは夏にうれしい冷冷をチョイス。
透き通っただしの中に角が立った讃岐うどんがドンと鎮座してしています。
トッピングのシンプルさがうどんが主役だと物語っているようです。
うどんは12~13分間も茹でられているので、表面はしっかり半透明になってアルファ化しています。
1本すすってみると、表面は柔らかいのに中はもっちもちで、押し返してくるようなしっかりした歯ごたえ。
噛めば噛むほど小麦の香ばしさが鼻を抜けていきます。
だしは透明だけど弱くなく、いりこ?と昆布のうまみをしっかり感じます。
関西風と比べると味はやや濃いめですが、少し太めのうどんにピッタリな味付けです。
かしわ、ゴボウ、ニンジン、昆布、薄揚げなど具材たっぷりのかやくごはんは、色は濃いけど優しい味。
うまみたっぷりのだしを使っているので美味しくないわけがない!
から揚げは飾りっけはなく家庭的で懐かしさを感じます。
衣はサクサクと軽く鶏肉はジューシーで、少し濃いめの味付けが薄味のご飯と相性バツグン。
つい、反射的に注文しがちな唐揚げですが、食べて正解でした。
ぶっかけうどんとかやくごはん + 玉ねぎかき揚げ ¥600 + ¥150
夏に食べたくなる麺料理のひとつ、それはぶっかけうどん。
ビジュアルもいいですが、食欲がなくてもツルツルと食べられるから不思議です。
うどんはかけうどんと同じく讃岐うどんで、箸でつまんでも簡単には切れそうにありません。
もっちもちの歯ごたえとツルッとしたのど越し、小麦の香りはぶっかけうどんでも相変わらずです。
かけうどんと違うのはだしが甘辛くしっかりしているところと、ショウガの爽やかと白ゴマの香ばしさが食欲をそそります。
夏バテ気味や濃いめの味付けが好きならぶっかけうどんがオススメです。
揚げたての玉ねぎかき揚げはサックサクでとても甘く、口の中でとろけます。
うどんの上にダイブさせてもおいしいですが、気づけば完食してしまいました。
さか笑の詳細情報
さか笑では、毎朝その日のうどんを手打ちしているので、完売してしまうこともしばしばあります。
営業時間も短いので、確実に食べるなら開店時間に合わせて伺うか平日の金曜日がオススメ。
農業やキャンプ場も営んでいるそうで、営業日が変更になることもあるようです。
公式Instagramでは臨時休業などの情報も投稿されているので、訪れる際は要チェック!
店 舗 名 | さか笑 うどん |
住 所 | 〒656-1337 兵庫県洲本市五色町下堺784 |
電話番号 | 090-8259-0233 |
予 約 | 可 |
営業時間 | 11:30~13:30 |
定 休 日 | 月~木曜日 (変更の可能性あり) |
席 数 | 20席 |
支払い方法 | クレジットカード 電子マネー モバイル決済 (PayPay、au PAY) |
駐 車 場 | 有 |
公式サイト | https://www.instagram.com/udn_sakae/ |
バイクの駐車場所
バイク専用駐車場はありませんが、店舗前の庭に十分な駐車スペースがあります。
店舗入り口の道路にも駐車可能です。
淡路島のオススメツーリングスポット
淡路島の北部周辺にあるツーリングスポットをご紹介します。
走りごたえのある道や見ごたえのあるスポット、さらにフォトスポットやパワースポットを集めました。
江埼公園
淡路島の北部にある「江埼公園」に立ち寄ると、南国っぽい雰囲気と明石海峡大橋を望むことができます。
公園といっても、設置されているのはベンチと多目的トイレくらいですが、まったりと景色を楽しむのに最適です。
目を引く灯台はただのオブジェで機能していませんが、本物の灯台もすぐ近くに設置されています。
灯台へは遊歩道を使って向かいます。
江埼公園を抜けると左手に現れる、やや荒れ気味の長ーい階段を上って行きますが、結構しんどいです。
登り切って門をくぐれば、ズングリとしてかわいらしい「江埼灯台」が現れます。
明治初期に建てられた江崎灯台は味わい深く、屋根の風見鶏がかわいい。
残念ながら柵があって近寄ることができませんが、あまり見かけないデザインで独特の雰囲気を楽しめます。
ちなみに海上保安庁の公式サイトでは、江埼灯台のすみずみを見学できるバーチャルツアーを配信中しておるぞ!(音楽が流れるので要注意じゃ)
「淡路サンセットライン」を走った後に、休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
道の駅 あわじ
関西ライダーは立地的にスルーしがちな「道の駅 あわじ」。
道の駅 あわじには、オリジナル商品が並ぶ売店や、飲食店が4店舗もある充実っぷり!
飲食店では、淡路バーガーや淡路牛丼、シラス丼などのご当地グルメが食べられます。
広々として気持ちのいい芝生の広場からは、明石海峡大橋の裏側を眺めることもできます。
名 称 | 道の駅 あわじ |
住 所 | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋1873−1 |
電話番号 | 0799-72-0001 |
営業時間 | 平日 9:30~17:30 (12~2月は17:00まで) 土日祝日 9:00~17:30 |
定 休 日 | 日曜日 |
支払い方法 | – |
駐 車 場 | 有 |
公式サイト | http://michi-awaji.co.jp/index.html |
絵島
日本神話の一つ「国生み」で1番初めに生まれた島といわれるのが「絵島(えしま)」です。
昔から和歌を詠む名所として知られていたそうです。
絵島の頂上には、30人の人柱を救うため身代わりになった松王丸を弔う石塔が建っています。
道沿いからも見ることができるお手軽スポットです。
佐野仁井岩屋線
ワインディングを楽しむなら佐野仁井岩屋線(兵庫県道157号線)がオススメです。
アワイチの定番ルート、国道28号線は交通量が多いですが、佐野仁井岩屋線はクルマは少なく気持ちよく走ることができます。
1.5~2車線の走りやすい道で、景色がコロコロ変わって飽きさせません。
道中の「あわじ花さじき」を訪れてもいいですね。
佐野仁井岩屋線を走り続けると険道になってしまうので、途中で県道462号線に入ると次のスポットも訪れやすいです。
五斗長垣内遺跡
丘に残る遺跡群「五斗長垣内(ごっざかいと)遺跡」では集落の謎に迫ることができます。
遺跡からは100点を超える鉄器や石製の鍛冶道具が出土したそうです。
発掘された鉄器や復元された工房は自由に見学ができます。
管理棟にはカフェも併設されているので、休憩にもオススメ。
丘からは海を望むことができ、ベンチまであるので長居してしまうかもしれません。
第二駐車場側からは愛車と撮影することもできます。
五斗長垣内遺跡は、当時の人々と同じ景色が見れる、ロマン溢れるスポットです。
名 称 | 五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡 |
住 所 | 〒656-1601 兵庫県淡路市黒谷1395−3 |
電話番号 | 0799-70-4217 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定 休 日 | 月曜日 (祝日の場合は翌平日) |
料 金 | 無料 |
支払い方法 | – |
駐 車 場 | 有 |
公式サイト | https://gossa-awaji.jp/ |
伊弉諾神宮
日本神話の一つ「国生み」で登場する神様、イザナギとイザナミを祀っているのが「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」です。
日本最古の神社といわれていて、夫婦円満、安産子授、縁結びなどのご利益の多さからパワースポットとして知られています。
境内のイザナギとイザナミが宿るとされる樹齢約900年の御神木「夫婦楠(めおとぐす)」は圧巻です。
ちなみに三重県の伊勢神宮には娘の天照大神(あまてらすおおかみ)、島根県の出雲大社には孫の大国主神(おおくにぬしのかみ)が祀られておる。
伊弉諾神宮が日本最古の神社といわれるのも納得じゃの。
スヌーピーアート
伊弉諾神宮のすぐ近くに、倉庫に描かれた「スヌーピーアート」があります。
所狭しと並ぶスヌーピーは、倉庫の所有者さん自身が描いたそうです。
この場所以外にも、隠れスヌーピーアートがあるので、スケジュールに余裕があれば探してみるのも楽しそうですね!
散策が楽しい淡路島の北部
大海を望む絶景と歴史や日本神話に触れられる場所が多い淡路島の北部。
ワインディングロードは少なめですが、バイクを降りて散策したいスポットがたくさんあるのが魅力です。
今回はボリュームの都合で北部に絞ってご紹介しました。
南西部、南東部も公開中なのでぜひご覧ください!
ではまた!
さらに周辺ルート、スポットを探すならツリマがオススメ!
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