・「絶品めしを食べたい！」「ツーリングも楽しみたい！」という欲望を叶える、それが絶品バイクめし。
・おいしいご飯はもちろん、ツーリングやドライブに役立つスポットやルートをご紹介します。
・今回は鳥取県米子市 ラーメン悟空。
その欲望、叶えます
絶品バイクめしとは「絶品めしを食べたい！」「ツーリングも楽しみたい！」という欲望を叶える、カゲモトが考えた造語である。
ご当地グルメやB級グルメのランチを中心に、美味しいと感じたお店と、周辺にある気持ちいいルートや楽しいスポットをご紹介！
ラーツーやカフェツーでのランチ、テイクアウトを利用したピクニックツーなどジャンルを問わないプランをご提案します。
ご紹介するルートやスポットの一部は、ツーリングマップルを参考に探しています。
バイクライフには欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日の絶品グルメ
みなさんは、鳥取県にもご当地ラーメンがあることをご存じでしょうか？
なんでも、地元では50年以上も愛され続けているそうです。
実際に調べたところ、提供している店舗は県全体で100軒以上もありました。
申し訳ないですが、全く知らなかった。。。
これは食べてみるしかない！ということで、鳥取県へ向かいました。
ラーメン悟空
青空に映える赤い看板が目印。
お店の前には、ラーメンやチャーシューの自動販売機が設置されていました。
自動販売機に書かれているように、キャッチフレーズは「お肉を愛するラーメン屋」。
チャーシューにも期待が膨らみます。
お昼過ぎでも大盛況で、店内はすでに満員。
入店の手続きは店内の端末で行います。
端末に人数や電話番語を入力し、レシートを受け取れば、入店案内の電話を待つのみ。
レシートのQRコードを読み取ると、入店案内をメールに変更したり、待ち時間の確認、入店のキャンセルなどができます。
ハイテクシステムはこれだけではありません。
店内に案内されると、スタッフからQRコードの書かれた紙を渡されます。
このQRコードを読み取ると、メニューが表示されるので、ここから注文します。
予想だにしない展開で戸惑いましたが、店員さんを呼ぶ手間が省けるし、おすすめやランキングを見ることができるので便利。
ラーメン悟空のメニュー
机にはメニューも設置されていました。
とてもリーズナブルな価格設定。
スープの種類が多く「何を注文すればいいのか悩んでしまう！」そんな人には牛骨塩ラーメンがオススメです。
がらしょうゆラーメンは鶏ガラベースで、牛骨スープではないので要注意！
鳥取牛骨ラーメンの歴史
特徴は、なんといっても牛骨をベースにした濃厚なスープ。
始まりは同県の米子市にあるラーメン屋、満州味（ますみ）とされ、満州料理をヒントに作られたそうです。
牛骨が使われているのは、特産が鳥取牛なので、鶏ガラより牛骨の方が安く入手できたことと、長時間煮込んでもしっかり出汁が取れて経済的だったことが理由。なんとも合理的。
全国的に見ると珍しい牛骨ラーメンも、地元では「ラーメン」といえば牛骨スープだったので、最近になるまで地域特有だと気づかなかったそうな。
これはもはや、ご当地ラーメンあるある。
全国にはまだまだ、未知のラーメンがあるかもしれませんね。
牛骨塩ラーメン 680円 + 煮卵トッピング 120円
これが鳥取県のご当地ラーメン、鳥取牛骨ラーメン！
黄金に輝くスープの表面には、うっすら脂が張っています。
麺は中太ちぢれ麺。チャーシューは脂が乗っていて、すでにおいしそう。
そして、牛骨ならではの独特の香りがします。
では、いただきます。
※食べるのに集中しすぎ、写真を撮り忘れました。
まず、スープを一口。甘味や香ばしさが口いっぱいに広がります。
塩加減がちょうどよく、優しい味でおいしい。
味はテールスープが近いかも。
スープ表面に張った脂はくどくなく、後味もすっきり。スープが冷めないのもうれしいですね。
若干の獣臭さ？は感じますが、豚骨が好きなら気にならない程度。
中太ちぢれ麺にスープがよく絡み、しっかりと味わうことができます。
チャーシューは想像通り、しっとりしていて柔らかく、とてもおいしい！
半チャーハン 250円
パラパラ系で色は濃い目、上に乗った紅ショウガがうれしい。
チャーシューがゴロゴロ入っているのに、この価格で良いんだろうか？
味は少し濃いめですが、ラーメンが優しい味なのでよく合う。
たくさん入ったチャーシューから旨味を感じます。
ラーメンと一緒に食べてもらいたいのですが、ボリュームはやや多めなので、お腹の空き具合と相談してください。
チャーシューメン 1,000円
肉を愛するラーメン屋なら、これは頼まないと！
スープを変更できるとのことで、がらしょうゆをチョイスしました。
チャーシューがてんこ盛りで麺が見えない。
チャーシューはもも、バラ、トロの3種類が乗っています。
鶏ガラベースのスープは、あっさりしているのにコクを感じ、なんだか懐かしい味。
醤油は強くなく、優しい味わいです。
待望のチャーシューはというと、モモは脂身は少なめですが、パサついておらずしっとりしていて、噛めば噛むほど旨味が広がります。
バラは他のラーメンに入っている物と同じようですが、炙られた香ばしさが、いいアクセントになっています。
トロはというと旨味の塊。口の中でとろけ、とてもおいしい。
どれもくどさはなく、ペロッと食べてしまいました。
牛骨ラーメンはもっと有名になる。
牛骨は、豚骨や鶏ガラとは一味違った旨味があり、ラーメンスープのメジャーな選択肢となりそう。
私が知らないだけで、すでになっているかも。
牛骨ラーメンの独特な旨味やコク、病みつきになるすっきりとした後味から、鳥取県で50年以上も愛され続ける理由が分かったような気がしました。
ぜひ、元祖 牛骨ラーメンをご賞味ください。
付近のオススメツーリングスポット
周辺のツーリングスポットをご紹介します。
鳥取県の名峰、大山を眺めるルートやスポット、あの有名な作者のふるさとに立ち寄ってみました。
御机みつめの棚田付近
鳥取県のツーリングといえば大山！ということで、大山がきれいに見える穴場スポットをご紹介します。
棚田の横を通る県道315号線からは、雄大な大山を眺められます。
もちろん、愛車と一緒に撮ることも。小さく見えるかやぶきの小屋は「御机の茅葺小屋」。
なんだか、まんが日本むかし話のような景色。
現地の方から教えていただいたのですが、御机みつめの棚田内は進入禁止だそうです。
大山環状道路
大山を中心にぐるっと回ることができる道路。
北部はやや狭く、開けた景色も少ないですが、南部は全体的に走りやすいのでオススメです。
中でも県道45号線は、2車線で走りやすく、鍵掛峠は楽しいワインディングロード！
大山をぐるっと一周してみるのも面白いかもしれませんね。
旧国鉄 倉吉線 泰久寺駅跡
ご紹介した県道45号線沿いには、竹林の間を走る廃線が残っています。
バイクでは入れませんが、雰囲気がとても良いので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
時期によっては蚊が多いので、虫よけスプレーがあると便利。
大山まきばみるくの里
大山環状道路から県道284号線へ入ると、大きな放牧場が見えてきます。
先に見える赤い屋根が、大山まきばみるくの里。
白バラコーヒーやソフトクリームが人気です。
牧場まで下ってくると、牛がいっぱい放牧されていました。熱い視線を感じます。
広大な放牧地と大山と牛、とても絵になりますね。
青山剛昌ふるさと館
ラーメン悟空から東へ約36kmの位置にあるのがここ。
名探偵コナンやYAIBAの作者、青山剛昌さんの生まれ育った町で、マンガ・アニメミュージアムがあります。
ミュージアム前には、マンガやアニメのワンシーンを再現したオブジェだけでなく、マンガになれるパネルも。
町全体にもキャラクターの像が設置されてるので、散策するだけでも十分に楽しめます。
コナン好きはもちろん、そうでなくても時間が足らないスポットかも。
ちなみにふるさと館のすぐ隣にある、道の駅 大栄は、道の駅として初めて登録された施設なんじゃ。
鳥取砂丘
最後にご紹介するのは、もちろんココ！
目の前いっぱいに広がる砂の世界！ラクダにも乗れて、異国情緒が漂う風景を楽しめます。
ラーメン悟空からはちょっと遠いけど、ぜひ立ち寄ってもらいたい場所です。
ちなみに砂丘と砂漠の違いじゃが、砂丘は風で運ばれた砂が集まった丘のこと、砂漠は雨が少ないか、降雨量より蒸発量が多い場所のことじゃ。
つまり、砂丘は掘ると湿った砂が出てくるんじゃが、砂漠は掘っても乾いた砂しか出てこないんじゃよ。
鳥取県は、豊かな自然や観光スポットが多く、日帰りで楽しむのはもったいない。
ほかにも、走りごたえのあるワインディングロードや妖怪が集まる道、とあるバイクが集まる駅など、魅力はたっぷりあります。
ぜひみなさんもじっくり走ってみてください。
店舗情報
| 店 舗 名 | ラーメン悟空 |
| 公式サイト | https://ramengoku.co.jp/ |
| 住 所 | 〒689-3403 鳥取県米子市淀江町西原１０９６−３ |
| 電話番号 | 0859-56-4266 |
| 予 約 | 不可 |
| 営業時間 | 11:00～16:00 17:00～22:00 |
| 定 休 日 | 毎週水曜日 |
| 席 数 | カウンター：13席／4名座敷：3間／6名座敷：1間／8名テーブル：1席 |
| 駐 車 場 | お店の前 9台 お店の裏 10台(未舗装) |
バイクの駐車場所
バイク専用の駐車場はありませんでした。
ツーリングスポット情報
御机みつめの棚田付近
トイレ、売店、自動販売機などはありませんでした。
御机みつめの棚田内は進入禁止。
大山環状道路
特におすすめの県道45号線をご紹介します。
旧国鉄 倉吉線 泰久寺駅跡
駐車スペースは未舗装の空き地。
仮設トイレ、自動販売機が設置されています。
大山まきばみるくの里
青山剛昌ふるさと館
バイク専用駐車場はありませんが、駐車場は広いので心配なしです。
鳥取砂丘
砂丘の目の前に鳥取砂丘駐車場があります（ 乗用車 500円/24ｈ・二輪車 200円/24h）。
ほか、周辺には市営の無料駐車場（砂丘入り口まで徒歩10分）、観光施設の無料駐車場もあります。
路面は舗装されていますが、砂丘の砂が落ちていることが多いのでスリップに注意してください。
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