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【寸法図あり】タイヤ交換用の井桁を自作してみた。既製品よりコスパも愛着もバツグンにイイ!

【寸法図あり】タイヤ交換用の井桁を自作してみた。
今回のテーマ

タイヤ交換用の井桁(イゲタ)を自作してみました。安く簡単に作成するためのポイントや注意点をお伝えします。

コスパの良い自作の井桁ですが、労力がかかるので心の準備と汗を拭くタオルが必要でした。

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井桁【イゲタ】を作ろう!

タイヤ交換。

それは別に自分でしなくてもいい作業。
それでも、何故かやってみたくなるから不思議。

いざ交換してみようってなると、いろいろ工具をそろえる必要があります。
その中で意外と忘れがちなのが、作業台の井桁【イゲタ】です。

完成した井桁がこちら。

完成品も売られていますが、5,000円と割高。
でも自分で作れば1,000円前後でできるという情報を得たので実際に作ってみます!

チナミニ仙人
チナミニ仙人

ちなみに井桁が必要な理由は、作業性はもちろん、地べたで作業するとホイールやブレーキローターに傷がつく。
だからこういった枠が必要なんじゃよ。

まずは材料集め

やってきたのはホームセンター。
木材カットサービスと作業スペースがある店舗を選ぶのがポイント
木材を加工するので木片や木くずが出たり、今後は使わないであろう工具をそろえる必要がありますが、作業スペースを利用すれば、片付けも楽だし要らない工具が増えることもないのです。

そして、購入する材料は 2×4材【ツーバイフォーざい】 8フィート 38×89×2440mm

これ1本だけ

この店舗では奥の方にある、木材コーナーに置いてありました。

では加工に進みます!

作業開始だ!

加工図面を描いてみた

これがないと始まりません。バシッと図面を描いてみました。
単位はmmです。

四角く組み上げるので、同じものが4本必要になります。2×4材を加工していきますが、木材カットサービスがあると助かります。

私が利用したホームセンター コーナンは、スマホに専用アプリをダウンロードすると、木材カットが10カットまで無料になるクーポンがもらえます!
しかも何回も使用できてしまいます(1日1回まで)。何という太っ腹!

ホームセンター コーナン 木材カットについての詳細な情報はこちら

図面通り600mm間隔でカットを依頼したので、必要な4本と40mmの端材が1つ手に入ります。
端材は好きに使ってください。

こちらの作業スペースでは工具の無料貸し出しがあるので、カット後の作業で使わせていただきます。さすがにお借りできる工具は最低限しかありません。でも無料はありがたいですね。

木材カットは直線のみなので、切り欠きは自分で行う必要があります。

次はケガキだ!

あとは図面のように1本につき、2か所の切り欠きを加工します。
ズレのないよう正確にマークしましょう。

今回は、一人だと重い腰が上がらなかったので友人を巻き込んでみました。

鉛筆とさしがね(直角定規)を使って 40×45mm の切り欠きをケガキます。
8か所もあるので地味にめんどくさい。

頑張ってけがいた線がこちらです。

斜線の部分を切り落としていきます。

ここで大事なコツを一つ。
切り欠きの幅が狭かったり深さが浅いと、うまく井の字に組みあがらないので狭いよりは広く、浅いよりは深くなったほうが後が楽
もちろん、やりすぎたらダメですよ!

ノコギリのお時間です

まずは2か所に切り込みを入れていきましょう。
赤ラインの部分、合計16か所をノコギリでゴリゴリいきます。

繊維に逆らって切るので、横びきノコギリという歯がナイフ状のノコギリを使います。
また、ノコギリの歯の間隔が狭い方が切り口がきれいに仕上がり、逆に間隔が広いと早く切れますが切り口は荒れてボソボソになってしまいます。

とはいえ、工具を追加で買いたくないので贅沢は言ってられません。
こちらのコーナンでは横引きノコギリも歯の間隔の違うノコギリも用意されていて助かりました。

おりゃーーーー!って感じですべての木材に切り込みを入れていきます。
これがすっごくしんどい。2本目の加工が終わるころには汗だく。
一人だったら挫けていたかも。これ、工具が悪いんjy…

ラストスパート!

ヒーヒー言いながらも切り込み作業は完了。
次に、切り込みを入れた部分を飛ばして、切り欠きにしていきます。
方法は2つあって、ノミで叩き飛ばすノコギリで切り刻んでいきヤスリで整えるか。

残念ながらコーナンではノミの貸し出しはなく、ノコギリで切り刻む作戦も体力の限界。
そこで、貫通ドライバーのマイナスをノミ代わりにしてやります。
使い方はノミと同じく落としたい部分にドライバーを当て、ハンマーで叩くべし!

繊維にそって叩き込むのでいい感じに飛ばすことが出来ます。
ただし、この写真のように、加工部分に節があると、とても硬くて苦労します。
こんな時はノコギリで細かく切り込みを入れ、ドライバーで少しずつ叩き飛ばすしかありません。
これをあと7か所!

ついに井桁の完成だ

作業開始から40分。遂に完成しました!

これを4つ組み合わせると井桁になるわけです。

結局、追加購入はなにもなく作成できたので費用は材料代の税込み968円のみ。

作業自体は簡単なのですが、体力をがっつり削られたので、タイヤ交換は後日にしました。

さっそくタイヤ交換始めるよ!

さぁ、今日も汗をかくぞ!ってことで、完成した井桁を使ってXL883Rのリヤタイヤを交換します。

カゲモトのスポーツスターは、18インチホイールにサイズアップしていますが、いい感じに乗せることが出来ました!
ノーマルの16インチでも問題なく乗せることが可能です。
これでホイールのことは気にせず作業に集中できますね!

程よい疲労感で交換は完了。
作業台がしっかりしているので、上からタイヤを押し付ける力が逃げず、傷も気にしなくてよいので、普段より早く交換ができました。

枠の内側が360mmと絶妙で、スポーツスターのプーリーも干渉せずに乗せることができました。
使用しない時は、バラして収納できるので、場所も取りません!頑張った甲斐があります。
井桁の上に乗って作業する場面では、ギシギシ鳴るのが少し怖いですが、今のところは大丈夫そう。

スポーツスターのタイヤ交換は初めてでしたが、いろいろ外すものが多くて苦労しました。
自転車用の空気入れでビードを上げるのも大変なので、そろそろコンプレッサーが欲しい。

最後に -もう作ることはないだろう-

ネットの情報を見ただけでは簡単そうに感じましたが、いざ作ると作業は単純ですが体力を結構使いました。
でも、自分で作ったものだから愛着がわきます。
色を塗ったりステッカーを貼ったりしてる人がいるのも納得。

ですが、また作ろうと思わないかも。

理由は「思ったより作業がめんどう」だったこと。
とはいえ、タイヤ交換には必要なアイテムだし、完成品を買う気にもなれない。
もし、壊れてしまったら簡単な形状で作り替えようと思います。

この井桁は、安くて便利でコスパがいいのは確かです。
もし作成する時は、この記事を参考にしていただければ私はとても報われます。

ではまた!

チナミニ仙人
チナミニ仙人

井桁で5,000円は高いのぉ~って思っておったが、労力を考えると致し方あるまいな。
送料込みのこの商品なら妥当かもしれん。

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