・「絶品めしを食べたい！」「ツーリングも楽しみたい！」という欲望を叶える、それが絶品バイクめし。
・おいしいご飯はもちろん、ツーリングやドライブに役立つスポットやルートをご紹介します。
・今回は兵庫県南あわじ市 淡路島ラーメン 東大。
「ランチもツーリングも楽しみたい！」その欲望、叶えます
絶品バイクめしとは「絶品めしを食べたい！」「ツーリングも楽しみたい！」という欲望を叶える、カゲモトが考えた造語である。
ご当地グルメやB級グルメのランチを中心に、美味しいと感じたお店と、周辺にある気持ちいいルートや楽しいスポットをご紹介！
ラーツーやカフェツーでのランチ、テイクアウトを利用したピクニックツーなどジャンルを問わないプランをご提案します。
ご紹介するルートやスポットの一部は、ツーリングマップルを参考に探しています。
バイクライフには欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日のツーリンググルメ
老若男女を問わず、愛され続けるラーメン。
ラーメンの中でもご当地ラーメンは、現地でしか食べられないレア感と現地の食材を堪能できる満足感から、ラーメンツーリングを経験したライダーは多いはずです。
もちろん、特産の多い淡路島にもご当地ラーメンの「淡路島ラーメン」がありますが、ちょっと意外なお店で提供されていました。
淡路島ラーメン 東大
淡路島ラーメンが食べられるのは、徳島県発のラーメンチェーン「ラーメン 東大」の淡路島店です。
目立つ黄色い看板に見覚えのあるライダーさんも多いのではないでしょうか。
私も到着して「チェーン店かい！」と驚きましたが、店名が『淡路島ラーメン』になっているところから本気度が伝わってきます。
ラーメン 東大は本場の徳島ラーメンが食べられるお店ですが、淡路島にある「淡路島ラーメン 東大」では、淡路島の食材にこだわった地域限定ラーメンが提供されているのです。
店内は広々としたレイアウトで、荷物が多いライダーにも優しい設計。
セルフコーナーには、お冷のほかに無料サービスの生卵や取り皿が準備されています。
取り皿を使えば、黄身と白身を分けたり、溶いた卵に麺をつけたり、小さなラーメンを作ったりと自分の好みに合わせた食べ方が可能です。
淡路島ラーメン 東大のメニュー
注文はタッチパネルを使った発券方式で、ジャンルごとに色分けやレイアウトが工夫されていて見やすく、初見でも迷わずに選ぶことができました。
味玉は有料ですが、生卵は無料です。
徳島ラーメンとは
ちぢれの少ない柔らかめの麺を使用し、甘辛く炊いた豚バラ肉とメンマ、もやし、ネギがトッピングされています。
お好みで無料の生卵を割り入れて、味の変化を楽しむのが大きな特徴です。
スープは豚骨と鶏ガラを使うのが一般的ですが、あっさりした「白系」、鶏ガラや野菜を使った「黄系」、甘辛い豚骨醤油の「茶系」の３系統があり、店舗によって様々な個性があります。
ちなみに徳島県にとんこつラーメンが広まったのは、徳島ハム(現：日本ハム)の工場があったおかげで、豚骨が大量に供給されたことが理由のようじゃ。
それでは、いただきます。
徳島ラーメン + 半チャーハンセット ¥790 + ¥330
徳島ラーメンと淡路島ラーメンのベースは同じようなので、徳島ラーメンからいただきます。
スープは見た目の通り濃厚で、とんこつスープのコクとしょう油を強く感じる家系にも似たコッテリ系。
塩辛いことはなく、一口飲んではもう一口とクセになる味で、「すき焼きラーメン」といわれるのも納得のごはんに合いそうなラーメンです。
実際、徳島ラーメンのお店ではごはんが無料のお店もあるようです。
麺は中細ストレートで短め、噛むほどに小麦の香りをしっかりと感じます。
トッピングの豚バラ肉は甘辛く、スープと絡めて食べるのにちょうどいい味付け。
メンマの爽やかな酸味と、麺の下に隠れたシャキシャキもやしが、いい感じの箸休めになってくれて飽きさせません。
トッピングの生卵を試してみます。
生卵を入れるのに抵抗がある人は、まずは取り皿を使って小さなラーメンを作るのがオススメです。
一口食べて感じたのは、「徳島ラーメンは生卵を入れて完成する」といっても過言ではないこと。
濃い味付けのスープは生卵によって角が取れてマイルドになり、まったく別物のラーメンを食べているような気分になります。
生の白身が苦手な人は黄身だけを入れても、徳島ラーメンの印象が大きく変わるはず。
恐れずに、ぜひチャレンジしてほしいです。
半チャーハンはニンニクと焦がしたしょう油が香ばしいですが、味はあっさりめ。
タマネギはシャキシャキで甘く、絶妙な火の通り加減で食材が生きています。
ちょっと少なく感じたので、チャーハンを堪能するなら普通サイズがいいかも。
淡路島ラーメン + 味玉 ¥910
そしてこちらが地域限定の淡路島ラーメン。
トッピングが淡路島産タマネギのすりおろしと焦がし鯛油、豚バラがチャーシューに変わっています。
スープのベースは変わっていないのに、トッピングによって印象が大きく変わりました。
焦がし鯛油でコクと香ばしさがプラスされ、おろしタマネギの甘さや爽やかさが良いアクセントになっています。
おろしタマネギはスープに溶かしきるよりも、麺に絡めて食べた方がタマネギをしっかり楽しめるのでオススメ。
チャーシューはしっかりした肉感があって、豚バラよりもこっちの方が好みです。
追加でトッピングした120円の味玉は、中まで味がしっかり染みていて、黄身はしっとりした絶妙の固さ。
いい仕事をしてくれるシャキシャキもやしは淡路島ラーメンでも入っています。
もちろん、淡路島ラーメンも生卵で味変が可能で、徳島ラーメンとはまた違ったコクの強さを楽しめます。
淡路島ラーメン 東大の詳細情報
徳島県のご当地ラーメン、徳島ラーメンをベースにして誕生した「淡路島ラーメン」。
完全オリジナルというわけではありませんが、徳島県が淡路島を治めていた歴史背的景、淡路島ラーメンに宿る徳島県のソウルを考えると、トッピングが違うだけと侮れません。
| 店 舗 名 | 淡路島ラーメン 東大 |
| 住 所 | 〒656-0443 兵庫県南あわじ市八木養宜上1029-50 |
| 電話番号 | 0799-42-4488 |
| 予 約 | 不可 |
| 営業時間 | 11:00〜21:00(L.O.20:30) |
| 定 休 日 | 毎週木曜日 売切れ次第閉店 |
| 席 数 | 36席 |
| 支払い方法 | クレジットカード 電子マネー モバイル決済 (PayPay、au PAY) |
| 駐 車 場 | 有 |
| 公式サイト | http://awajishimaramen-todai.com/ |
バイクの駐車場所
バイク専用駐車場はありませんが、店舗前に十分な駐車スペースがあります。
淡路島のオススメツーリングスポット
淡路島の南西部周辺にあるツーリングスポットをご紹介します。
写真映えするスポットや気持ちのいい道を集めました。
三熊山ドライブウェイ
洲本市の南にそびえる三熊山(みくまやま)の全長3kmもないコンパクトなワインディングロードが「三熊山ドライブウェイ」です。
標高133mの山を一気に登って下る気持ちのいい道で、道中にはお城のような展望台が設置された「洲本城跡地」や大浜を一望できる「三熊山公園」があります。
淡路島を一周する『アワイチ』では、まず走ることのないレアな道です。
波切不動明王
航海の安全祈願の神様「波切不動明王」が祀られている場所は、絶景広がるフォトスポットです。
海に目をやると天橋立のような細長い無人島「成ヶ島(なるがしま)」やジブリのような景色で有名な「友ヶ島」を望むことができます。
滋賀県の「あのベンチ」は有名ですが、こんなところにもベンチがあります。
海側は1.5mほどの段差になっているのと、路面が荒れぎみなので取り回しには注意してください。
徒歩2分の距離にトイレや自販機があるので、ゆっくりと景色や撮影を楽しむことができます。
生石公園
波切不動明王のあとは、景色の良い高台と戦争遺跡が残る「生石(おいし)公園」に立ち寄るのがオススメ。
展望台からの景色もいいですが、由良要塞に残る砲台跡や弾薬庫跡から歴史に触れることができます。
少し道が険しいですが、行く価値のあるスポットです。
公園にはトイレが設置されています。
上田池堰堤
独特なデザインと石積みから風格を感じるダム「上田池堰堤(こうだいけえんてい)」。
1932年に竣工した農業用ダムで、全国でも珍しいタイプのダムだそうです。
ダム上を走るもよし、遠くから眺めるもよし、迫力満点のダムは淡路島南東部の中でオススメ度の高いスポットです。
ただ、荒れた細い道を走ることになるので、注意して走行してください。
訪れる際は北側の道を往復する方が安全です。
南淡路水仙ライン
洲本市と南あわじ市を結ぶ全長約45kmの絶景ロードが「南淡路水仙ライン」。
アワイチの山場といっても過言ではないほど、ワインディングと景色を楽しむことができます。
洲本市側から走ると1～1.5車線の緑深い山道が続きますが、ヘアピンをいくつか抜けると目の前に海が広がります。
前半の道は、アワイチの中でも難易度の高い道なので安全運転で走り抜けたいですね。
山道を抜けると海岸沿いの道が始まって、気持ちのいい快走路に変わります。
気持ちがいいのは人間だけではないようで、道路の脇にはサルが毛づくろいしていました。
サルが道路を横断することもあるので、スピードの出しすぎには注意してください。
バイク向け映えスポットなら淡路島の南東部
島随一のワインディングロードと、バイクが映えるフォトスポットが多い淡路島の南東部。
オシャレさは控えめですが、ツーリングに向いているのが魅力です。
今回はボリュームの都合で、南東部に絞ってご紹介しました。
北部、南西部も公開中なのでぜひご覧ください！
ではまた！
さらに周辺ルート、スポットを探すならツリマがオススメ！
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