- バイクキャンプがしたいけど
- キャンプギアが多すぎてちょっとおっくう・・・
- ツーリングもキャンプも楽しめるアイテムを教えて!
キャンプツーリングは自然を満喫できて楽しいのですが、ふとキャンプが面倒になることってありませんか?
それはキャンプとツーリングの楽しみ方に問題があるのかもしれません。
私たちは、夫婦ライダーになって3年かけて全国走破を達成し、ときには1か月かけて旅をした経験もあります。
ホテル代を浮かせるためにキャンプをしながら走ることも多いですが、振り返るとキャンプツーリングを100%楽しめていない時期もありました。
そこでこの記事では、キャンプがおっくうにならない快適なキャンプツーリングの考え方と私たちが実際に愛用しているキャンプギアを公開します。
この記事を読み終わるころには、きっとキャンプツーリングに行きたくなります。
バイクとキャンプは相性がいい
ツーリングとキャンプの魅力には「自然を堪能できる」「何にも縛られない解放感」など、共通点がたくさんあります。
なので、バイクでキャンプを楽しむ、いわゆるキャンプツーリングが人気なのは当たり前のことなのでしょう。
ですが、キャンプツーリングならではの注意点があります。
これを怠ってしまうと、せっかくの楽しいツーリングやキャンプの魅力が半減してしまうかもしれません。
では、何を注意すればいいのか。答えはこの3つです。
キャンプ装備は厳選しよう
荷物が多すぎると、積み下ろしがおっくうになります。
キャンプツーリングはツーリングも楽しむため、チェックインは遅く、チェックアウトは早くなりがちです。
キャンプ場についた時には日が暮れている、なんてこともありますが、暗闇での設営は大変。
朝も撤収作業のせいで出発が遅れてしまうことも。
バイクでキャンプを楽しむなら、キャンプ装備の厳選が重要です。
キャンプ泊をしながら各地を回るなら、なおさらミニマムな装備がよいでしょう。
荷物は軽い方が良い
荷物が重たいと、楽しく走ることができません。
たくさんの荷物を積むと、バイク引き起こしや押し引きがしづらくなるし、安定感が悪くなって、立ちごけしてしまうかも。
走行性能も低下するので、ツーリングが楽しくなくなってしまいます。
もちろん、積み下ろしもシンドイ。
キャンプとツーリングのバランスが大事
キャンプもツーリングも120%で楽しむことはできません。
キャンプを充実させるなら、焚火台やチェア、オシャレなアイテムなどがあれば、楽しいキャンプになります。
そうなると、キャンプ装備は増え、重くなってツーリングが楽しめない。
ツーリングを楽しもうとするなら、気持ちのいい道や、曲がりくねった道を走るので、走行距離が伸び、バイクに乗っている時間が増えます。
それなら、キャンプ装備は少なく、軽くしたほうが、設営・撤収が早くなるし、ワインディングロードを楽しく走ることができます。
つまり、キャンプとツーリングのどちらをメインにするか考えると、キャンプツーリングがもっと楽しくなります。
カゲモトのバイク装備
では、どういったキャンプ装備がバイクに適しているのか。
私たちの装備をもとに考えていきましょう。
基本セット
これさえあればとりあえずキャンプできるセットです。
長期ツーリングなど、キャンプは寝るだけって感じならこの装備で十分!
テント類 | 調理器具・食器類 | |||
テント | 1式 | テーブル | 人数分 | |
グランドシート | 1枚 | コップ | 人数分 | |
ペグ・ガイロープ | 必要分 | お箸 | 必要分 | |
ハンマー | 1個 | クッカーセット | 1式 | |
ポール | 1セット | バーナー | 1個 | |
カセットボンベ(CB缶) | 1本 | |||
小物 | 調味料セット | 1式 | ||
軍手 | 必要分 | ナイフ | 一本 | |
保冷バッグ | 1袋 | まな板(牛乳パック) | 数枚 | |
ゴミ袋 | 必要分 | |||
レジャーシート | 必要分 | 寝具 | ||
ランタン | 1個 | 寝袋 | 人数分 | |
ヘッドライト | 人数分 | マット | 人数分 | |
トイレットペーパー | 1巻 |
チェアをはぶいたグランドスタイルで、レジャーシートの上にマットを敷いています。
荷物も減るし足も延ばせて快適で、とてもオススメです。
これぐらいの荷物なら、エンデュリスタン トルネード 2XLがちょうどいい感じ。
マットはシートバッグの上にロープで縛って固定します。
使い勝手が良くてかっこいい、エンデュリスタン トルネード 2XLは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ー 悩めるバイク乗りたちへ。ロングツーリングやキャンプツーリングにおすすめのシートバッグはこれだ! ー
それではいくつか抜粋してご紹介していきます。
テント
テントのサイズは、ヘルメットやジャケットがあるので寝る人数+0.5~1人用テントがオススメ。
カゲモトのテントは2人で寝るので3~4人用テントです。
昔懐かしいイエローカラーがお気に入り!
比較的に軽くて、前室と後室があって使い勝手が良いのがお気に入りです。
ポールがあれば前室のフラップを延ばしてタープっぽくできます。
スカートも付いているので真冬以外なら快適。
海外製で破格なテントですが、4年以上使っていて、壊れる気配はなく丈夫です!
不満な点はピンッときれいに張れないところくらい。
ペグ
今までは丈夫で強い鍛造ペグを使っていましたが、70gオーバーと重い。
最近はこの刃物用ステンレス鋼を使用したペグ 打刀を使用しています。
このペグは16gととても軽いのに、丈夫で使いやすいのでオススメです。
アルミペグなら、さらに軽くなりますが、曲がりやすいので注意が必要です。
やわらかい地面用にはプラスチックペグがあると安心。
コップ
火にかけられるので、調理器具としても使えるシェラカップがオススメ。
雰囲気出ますしね!どのメーカーでもいいですがメモリ付きが便利です。
カゲモトはショットグラスセットは必需品!これでその土地の地酒をたしなむのが定番。
ショットグラス4つが入っているケースで燗もつけられます。
クッカー
朝のコーヒーは欠かせない!深夜のインスタント麺はうまい!ってことで焼いたり煮たり沸かしたりと便利なセットを持って行っています。
ケトルの中にイワタニのバーナーが収まるのが気持ちいい。
昔はコッヘルって呼びませんでした?
拡張アイテム
必要に応じて持って行くアイテムたちで、季節やキャンプをする場所で判断しています。
タープ | 1式 | ブランケット | 必要分 | |
折り畳みチェア | 人数分 | 追加クッカー | 1個 | |
蚊取り線香 | 必要分 | 追加バーナー | 1個 | |
虫よけスプレー | 1個 | モバイルバッテリー | 必要分 | |
大型保冷バック | 1個 |
タープ
日よけにも目隠しにもなります。
カゲモトのタープはテントに合わせた懐かしい感じのするレクタタープ(長方形)でカラーもイエロー。
虫よけ
暖かくなったら必須アイテム。
強力な蚊取り線香と肌用虫よけスプレー、テント内にワンプッシュするタイプのスプレーを併用すれば最強です。
思い返しても、蚊に咬まれた記憶はありません!
ブランケット
夜は意外と冷えるので、あると便利です。
腰に巻いたり、枕にしたりと地味に頼れる相棒。
モバイルバッテリー
バイクでも充電できますが、充電ケーブルがわずらわしいこともあるので、インカムやカメラは寝ている間や食事中に充電しています。
キャンプ満喫アイテム
ツーリングはそこそこに、キャンプをがっつり楽しむぜ!って時に持って行くアイテムたち。
焚火台 | 1式 | グリル | 1式 | |
ハンモック(100均) | 1式 | 炭 | 必要分 | |
オットマン | 必要分 | ホットサンドプレート | 1式 | |
サンダル | 人数分 | フラッグ | 必要分 | |
ウォーターシューズ | 人数分 |
焚火台
キャンプといえば焚火!暖かいしほっこりしますよね。
火ばさみ、掃除用ミニほうき、焚火シートをケースにねじ込んでいます。
バイクだと薪の確保と残った灰や、炭の処理が面倒なので満喫アイテムにしました。
焚火シートは地面を守りつつ、きれいに利用するために使用します。
今では多くのキャンプ場で必須になっています。
値段もお手ごろになったので購入しておきましょう。
火起こし用のライターやバーナー、薪割り用のナイフなどを忘れずに!
ハンモック
100均のハンモックを550円で購入。
怖かったので低めに設置しましたが、まったく問題ありませんでした。
ただ、いい距離感の木を探すのに苦労します。
気を守るためのタオルや新聞紙を忘れずに。
グリルと炭
キャンプといえばグリル!かんたんでおいしい定番のアウトドアごはんですよね。
木炭は熱が安定するのに時間がかかるので、成型炭を使用しています。
もちは悪いですが、ライターで火が付き、安定するのも早いので便利です。
匂いが気になるという話も聞きますが、ロゴスの成型炭は着火直後に匂いがするくらいであとは気にならないです。
サンダルとウォーターシューズ
脱ぎ履きしやすいサンダルはあると便利なアイテム。
先日、栗のトゲに負けて痛い思いをしたので、ワークマンで良い感じのサンダルに買い替えました。
栗のトゲって強いんですね。
ウォーターシューズは水遊びには欠かせないアイテム。
夏でも足を冷やせば、震えるくらい涼しくなりますよ!
最後に - 自由を手に入れ旅に出よう! –
バイクのキャンプはコンパクトで軽いアイテムを探す、持って行く荷物を考る、積み方を工夫するなど、考えることはいっぱい。
ですが、バイクとキャンプの両立は、自由を手に入れたのと同義!
最適な装備が見つかれば、今すぐにでも旅に出たくなるはずです。
この記事が快適で楽しい旅路の近道になれればうれしい限り。
ぜひみなさんも、自分流の最適なキャンプ装備を見つけ、楽しい旅に出よう!
ではまた!
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