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バッテリー死す!?せっかくなのでリチウムバッテリー「SHORAI」を買ってみた!

バッテリー死す!?せっかくなのでリチウムバッテリー「SHORAI」を買ってみた!
今回のテーマ
  • リチウムバッテリーに興味がある
  • バッテリーの調子が気になる
  • 愛車に合うリチウムバッテリーが知りたい

こんな人に読んでほしい記事です。

YAMAHA トリッカーのセルが回らなくなったので、バッテリーの診断法とリチウムバッテリーのレビュー、取り付け方法をお伝えします。

純正バッテリーは YUASA YTZ-7S ですが、リチウムバッテリーなら、豊富なラインナップと実績のあるSHORAIがオススメです。

その日は突然に訪れた。

「さーて、トリッカーで買い物に行くかなー」

「エンジンが掛からなーーーい!!」


症状は、セルモーターが「キュル・・・・キュル…」と弱々しくしっかり回らない状態。
トリッカーはよく乗るけど、短距離すぎた?バッテリーは1年前に変えたからバッテリー上がりは考えにくい?など、ちょっと憂鬱になりつつ診断を始めます。

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エンジンがかからない時に考えること

エンジンに大事な3要素ってご存じですか?

そう。「良い混合気」、「良い圧縮」、「良い火花」です。

要するに、「いい感じに空気と混じったガソリン」を「壊れていないエンジン」で「しっかり点火」ができればエンジンが元気に回るってことなのです。

とりあえず、診断しやすいところから調べていきます。まずは、症状から怪しい部分を洗い出しです。

症状から診断してみる 

症状はセルスイッチを押すとモーターは弱々しく回ったり何かが引っかかったように動かなくなる。

これで考えられるのは、バッテリーかセルモーターが怪しそう。燃料系は、他を診断しないと判断できませんが、いったん置いておきます。

セルモーターの診断

セルスイッチを押しながら、セルモーターをプラスティックハンマーなどでコンコンッと叩いてみます。これで元気に回るなら、セルモーター内のトラブルなのでセルモーターまるごと交換です。

以前、セルモーターを分解整備したので、またこれではないかと予想していますがいかに。

コンコン・・・・・変化なし。次!

バッテリーの電圧測定

バッテリーの性能を診断します。必要なのはテスター。1500円程度から入手でき、電装のカスタムをはじめ、乾電池の残量チェックもできるので一家に一台あってもいいアイテム。

私が持っているテスターが見つかりませんでしたが、日本の会社の方がなんとなく信頼できるのでオーム電機がオススメです。

さっそくバッテリーの電圧を測ってみます。

そこまで悪くはない?

バッテリー電圧の目安

12V以上‥‥ 正 常  新品の場合は13Vある場合も
11V台‥‥‥ 注 意  バッテリーが弱り気味。放置注意。
11V未満‥‥ 要充電  セルが回らない可能性が大。いますぐ充電!

ただし、セルを回しながら測定すると・・・

4Vまで降下しました。バッテリーの寿命っぽい。

セルを回したとき、7V未満に落ち込んだ場合はバッテリーの寿命です。
充電で一時的に改善したとしても、またエンジンがかからなくなるので交換しましょう!

ちなみに、テスターの数値が規定値だった場合、スターターリレーの診断とセルモーター単体での動作確認をすれば、何かしら原因が見つかるはず。

リチウムバッテリー 「SHORAI」を購入!

トリッカーは2021年12月に台湾YUASAバッテリーへ交換していたので、1年ちょっとしか使えなかったことになります。ハズレを引いてしまったのか、使い方や環境が悪かったのか。

同じバッテリーも面白くないので、リチウムバッテリーへ換装します。メーカーはすでにNUDA900Rへ導入していたSHORAIを選択しました。

リチウムバッテリーとは、圧倒的な軽さと始動性の向上、自己放電が少ないので寿命が長いのが特長の夢のようなバッテリーで、SHORAIなら3年保証付き!選ばない理由はないですね。

ただ、よく耳にするネガティブな噂ってありますよね。それについて持論をまとめました。

爆発する?

ズバリ、信頼できるメーカーなら大丈夫でしょう。

リチウムバッテリーの爆発とは、内部で異常発生する酸素が燃料となり熱暴走してしまうことが原因。でも、製品によっては酸素が発生しない素材を採用しているので熱暴走は起こりません

もちろんSHORAIもその素材が採用されているし、航空機、ボート、潜水艦、電磁レール砲!?にも採用された実績があるので安心。

冬は性能が下がる?

低温時に性能は下がってしまいます。

リチウムバッテリーに限らず、冬はバッテリーの性能が低下してしまいますが、リチウムバッテリーは特に弱いのは事実です。原因は、気温が下がると内部抵抗が増え性能が下がってしまいます。

でも、一度セルを回せば、内部温度が上がって性能が復活するので、2度目以降は元気に回してくれるはずです。

ちなみに、SHORAIバッテリー搭載済みのNUDA900Rは、2月の夜中でもボタンひと押しでエンジンはかかりました。

価格が高い?

レアメタルが使用されているため高額です。

ただ、普通の鉛バッテリーより自己放電率が低く、耐久性も高いので結果的には安くつくかもしれません。まだ1年しか使用していないので大丈夫!とは言えないですが、軽量で高性能なので高額なのも仕方ないのかなと思います。

SHORAIいわく、充電済の状態で1年間放置しても問題なく使えるそうです。

SHORAIバッテリー 適正サイズの選び方

SHORAIはラインナップが豊富なので、公式HPのバッテリーセレクターから適正サイズを検索します。

サイトは英語表記ですが、少し下へスクロールすると「Search by Vehicle 」という項目があるので「車両タイプ」、「メーカー」、「車種」、「年式」を選択すると適合サイズが表示されます。

トリッカー向けのサイズは台湾YUASAだと「TTZ7SL」。SHORAIの適合は「LFX09L2-BS12」と「LFX14L2-BS12」の2種類。スペック上、どちらも台湾YUASAより高性能なので「LFX09L2-BS12」を選択しました。

公式ウェブサイトでも販売されていますが、高額なので好きなところで購入してしまいましょう。後は待つのみ!

レビューと取り付け方法

開封レビュー

到着しました。中身は行っているのか?と思うくらい軽い。

開封すると、バッテリー本体のほかに端子用ボルトとナット、大量のスポンジ、取説、ステッカーが入っています。

端子用ナットにはスポンジが付いています。これ、とても便利でNUDAの時にはなかった改良ポイント。

端子内でナットがカラカラと動かないのでボルトを締めやすくしてくれます。バッテリー交換をしたことがある人なら、ナットが定位置にとどまらずイライラしたことがあるはず。予備までついてます。

バッテリー本体も見ていきましょう。届いた時点で気づいていましたが実際に手にすると、とにかく軽いです。ガワだけじゃないのかって疑うレベル。

比較に台湾YUASAも計測しました。EEEEって見えなくもないですが、心の目で見ると約2500gです。
一方、SHORAIバッテリーは609gと公式の数値より34g重い。十分軽いんですけどね。

台湾YUASAと比べ、一回り小さくなりました。付属品の大量に入っているスポンジは、バッテリーとバッテリーケースの隙間を埋めるためのもの。隙間をうまく利用して小物入れにする人もいるそうです。隙間はETCが入るくらいの余裕がありますが、トリッカーには搭載していないので、完全に埋めてしまいます。

さっそく交換!

バッテリーは取り外し済みなので文章で説明すると、バッテリーカバーだけではなくシート、右側のタンクカバーも取り外した方が作業がしやすいです。特殊な工具は必要ありません。

バッテリーは マイナス端子プラス端子 の順でケーブルを外し、バッテリーを固定しているゴムをフックから外してバッテリーを取り外します。

台湾YUASAバッテリーは純正バッテリーよりやや大きいのか、取り外すのに苦労しました。さまざまな配線が引っ掛からないよう、上へずらしながらバッテリー上部に指をかけ、手前に転がすようにエイッと引き出します。簡単に書いていますが結構てこずりました。

それではSHORAIバッテリーを取り付けましょう。同梱のスポンジで隙間を埋めますが、次回の交換で違うバッテリーを選ぶかもしれない場合は、バッテリーに貼った方が後々楽です。私は何も考えずケースに貼り付けています。

いい感じに貼り付ければ、バッテリーを外した逆の順で取り付ければ完了です。

さっそく試運転。エンジンは無事にかかりましたが念のため、電圧降下を測定しておきましょう。

セルを回しても10V以下になりませんでしたので問題解決です。
大事にならなくてよかった!

実走レビュー

車体の軽さを体験するなら林道がもってこい!冬の寒い時期でも汗をかきながら楽しめるので、ぜひ体験してほしいです。

それはさておき、新バッテリーは今までよりセルを元気に回してくれ、いくらガレ場でエンストさせても不安感は皆無でした!新品バッテリーなので当たり前といえばそうですが。

軽さに関しては、実感できるほどの変化がありました!起こしたりリヤを持ち上げやすくなったんです。たった2kgの減量とはいえ侮れないですね。マフラーを変えたらもっと変わるのかな、なんて欲が出てしまいました。

バッテリーに何か変化があれば追記します。

最後に

バッテリーの診断法、リチウムバッテリーのすばらしさをお伝えしました。エンジンがかからない理由はたくさんあるので、診断は奥が深い。今回は大事に至らなくてホッとしました。

はじめは、リチウムバッテリーにいいイメージがなかったんですが、実際に交換してみると良さをしっかりと感じることができました。

特に高年式車には驚くほどの良い変化があったりします。私の愛車、NUDA900Rがそうでした。10年落ち走行距離10万キロ手前の長い付き合いなんですが、半端なバッテリーだとセルが回ってくれないし、アイドリングやメーターライトも不安定でした。

リチウムバッテリーに変えてからは、セルモーターがパワフルに回ってくれ、メーターのライトも安定しました。アイドリングが不安定なのは持病のようです。今では早く変えれておけばよかったな、と思っています。

この記事でリチウムバッテリーに興味を持っていただけたり、購入のひと押しになればうれしく思います。

少し値は張りますが、買って損のない商品でした。ぜひ、ご検討ください。

ではまた!

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