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「おいしいご飯を食べたい!」「ご当地グルメを知りたい!」「ツーリングも楽しみたい!」という欲望を叶える、それが絶品バイクめしです。
ご紹介するお店は、ご当地グルメやB級グルメ、ラーメンやカフェランチ、さらにはテイクアウトを利用したピクニックツーなど、実際にうかがって魅力的に感じたお店の情報と駐車場情報をお届け。そして!ツーリングプラン作りに役立つ、周辺のオススメスポットや快走ルートもご紹介します。
今回は、京都府亀岡市の「京fujiharuカレー」にお邪魔しました。

ご紹介するスポットやルートの一部は、ツーリングマップルを参考にして探しています。
ツリマはバイクライフに欠かせない、永遠のベストセラーです。
今日のツーリンググルメ

ツーリング中、ふとカレーの香りを思い浮かべただけで、グゥ~ッっとお腹が鳴るときがありますよね。スパイスの刺激と煮込まれた具材の旨味を想像するだけで、食欲は一気に加速します。
そんなスパイシーな食欲を満たしてくれるのが、京都府亀岡市の「京fujiharu(ふじはる)カレー」です。ここでは、こだわりたっぷりの進化し続けるカレーが食べられます。
京fujiharuカレー

亀岡市内を走る国道9号線から少しそれた場所に「京fujiharuカレー」があります。電子部品の検査・組立を手がける会社が母体という、ちょっと意外なバックグラウンドを持つカレー店です。
店舗は住宅街に馴染む木調の建物で、落ち着いた雰囲気がありながらも、赤い扉が印象的。


京fujiharuカレーの店内は、木の温もりを感じる落ち着いたカフェのような空気感が特徴です。赤い扉から一歩入ると、観葉植物や木製家具に囲まれた明るい雰囲気が広がります。
座席はテーブル席とソファー席があり、ひとりでもグループでも利用しやすい配置になっています。
京fujiharuカレーのメニュー







京fujiharuカレーの主力はボリューム満点のカツカレー。ほかにもプレーンやあいがけなど数種類のカレーがありますが、このお店の魅力は自分好みにカスタマイズできるところにあります。
辛さは「ちょい辛・やや辛・ほん辛」から選べ、辛党にもマイルド派にもしっかり対応。さらに、ポーチドエッグやエビフライなどのトッピングを加えることで、ボリューム感や味の変化を楽しめます。
また、コーヒーやスイーツもそろっており、カレーだけでなくカフェとしての利用もオススメ。ツーリングの合間に立ち寄り、ランチからカフェタイムまで幅広く活用できます。
歴史・辛さ・栄養で読み解くカレーの魅力
カレーはインド発祥ですが、日本にはイギリスから欧風カレーとして伝わりました。明治時代に軍隊の食事として広まり、ご飯にルウをかける日本独自のスタイル「カレーライス」として定着し、今では国民食と呼ばれるほど親しまれています。
しかも昔は甘口が主流で、戦後になって輸入スパイスが増え、徐々に辛口が一般化していきます。実は、辛さが選べるようになったのは、ここ数十年の話。
また、カレーは炭水化物と脂質、タンパク質などの栄養をバランスよく摂れる完全食ともいわれています。走行で消耗したエネルギー補給に適しているので、ツーリング先やスキー場での人気が高いのも納得です。

ちなみにスパイスカレーは、インド料理をベースにした日本発の新しいカレーなのじゃ!
それでは、いただきます!
あいがけカレー 1,300円

京fujiharuカレーのルーは欧風カレーとエビカレーの2種類から選べます。どちらか選べないときは、一皿で三通りの味を楽しめる「あいがけカレー」がオススメ。
右側に盛られた欧風カレーは、ひと口目からフルーツの酸味と甘みが広がり、後から適度なスパイシーさが追いかけてきます。左側のエビカレーは、口に入れた瞬間に香ばしさが立ち上がり、続いて濃厚なコクと海老特有の旨味が押し寄せます。
両方のルウを少し混ぜて食べると、フルーツの甘酸っぱさと海老のコクが合わさり、思わぬ調和が生まれます。
添えられた福神漬けは、控えめで優しい味付け。カレーの個性を邪魔せず、口をさっぱりと整えてくれる名脇役でした。
カレードッグ 400円

ちょっと小腹が空いたときに食べたいのがカレードッグ。パンは柔らかめで口当たりが軽く、具材をしっかり受け止めながらも食べやすくなっています。
ソーセージはかぶりついた瞬間にパキッと音がして、ジューシーな肉汁が広がって満足感のある食べごたえ。キャベツはシャキシャキとして甘みもあり、ソーセージの濃厚さをすっきりと受け止めてくれます。
スパイシーなカレーソースが全体をまとめ、まさにカレー専門店ならではのホットドッグでした。
ごちそうさまでした。
京fujiharuカレーの詳細情報
京FUJIHARUカレーは、市販ルウを使わず独自ブレンドのスパイスで仕上げる本格派のカレー専門店です。素材や調理に徹底してこだわり、常に味を進化させ続けています。
カレーもホットドッグもテイクアウトに対応しているので、ツーリングの途中で立ち寄って、景色の良い場所で味わうのもオススメです。
国道9号線は時間帯によっては渋滞が発生しやすいため、迂回路として並行する府道や国道478号線を使うとスムーズです。
店 舗 名 | 京fujiharuカレー |
住 所 | 京都府亀岡市大井町並河3-8-22 |
電話番号 | 0771-20-6383 |
予 約 | 可 |
営業時間 | 11:00~15:30(L.O 15:00) テイクアウトの受付時間 9:30~15:00 |
定 休 日 | 月・火曜日 |
席 数 | |
支払い方法 | クレジットカード 電子マネー QRコード決済 (PayPay、d払い など) |
駐 車 場 | あり(舗装) |
公式サイト | https://www.fujiharu-kyoto.jp/curry/ |
バイクの駐車場所

お店のすぐ隣に専用駐車場があります。P1はクルマ7台、P2はクルマ4台が駐車可能です。バイク専用スペースはないので、できるだけスペースを節約して駐車しましょう。
京都府のオススメツーリングスポット
周辺にあるツーリングスポットをご紹介します。珍スポットや快走ルートなど、幅広く集めました。
廻り田池

「廻り田池(まわりたいけ)」は、ちょっとワイルドな国道477号線の先にある農業用の貯水池です。水量は季節によって変化し、満水時には湖のように広がり、渇水時には水が完全になくなり独特の風景を作り出します。
池を囲む山並みは春の新緑や秋の紅葉が映え、走りながら眺めても停まっても印象的です。

池沿いの道は、リズムの良いワインディングロードになっていて、交通量も少なめ。一部、路面が悪いポイントがあるので、スピードの出しすぎに注意してください。
廻り田池から南下すると嵐山方面に降りれますが、細いクネクネ道が続くため、無理のないペースで走りましょう。
京都府道19号 園部平屋線

亀岡市から南丹市へと続く約21kmの快走路が「京都府道19号 園部平屋線」です。ライダーに人気の「道の駅 スプリングスひよし」と「道の駅 美山ふれあい広場」を経由できるため、定番のツーリングルートとして知られています。

途中で一度だけ分岐がありますが、標識を確認すれば迷わず進めます。道の駅 スプリングスひよしから北上する場合は、11km先で左折。
週末は白バイが巡回していることもあるため、スピード控えめに走行すると安心です。


カーブは中速域が中心で、沿道には田畑や集落が点在し、のどかな景色が続きます。交通量も信号も少ないため、ツーリングルートに組み込みやすい道です。
船越峠

府道19号線の分岐をまっすぐ進むと「船越峠」にたどり着きます。標高は高くありませんが、アップダウンとカーブが適度に組み合わさった、短い峠道になっています。


道沿いには名もない小さな公園があり、休憩や愛車の撮影も可能です。秋ごろには紅葉写真も狙えそう。
峠を超えると国道162号線に合流し、北上すれば別ルートで「道の駅 美山ふれあい広場」へ向かえます。
石田家住宅

南丹市美山町にある日本最古の農家型住宅が「石田家住宅」です。1650年建立の茅葺き民家で、国の重要文化財に指定され、屋根の厚みや木組みの力強さから当時の暮らしを感じられます。

敷地に足を踏み入れると、まるで昔話の世界に迷い込んだような景色が広がります。縁側に腰を下ろせば、集落を流れる風や鳥の声が心地よく、ツーリングの合間にひと息つくのにピッタリです。
期間限定で展示会などのイベントも催されているので、ふらっと立ち寄れば違った魅力を楽しめます。
名 称 | 石田家住宅 |
住 所 | 〒601-0777 京都府南丹市美山町樫原 |
電話番号 | 0771-75-9110(南丹市美山町大野振興会) |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定 休 日 | 月~金曜日(祝日は除く) 12月~3月は終日閉館 |
料 金 | 無料 |
支払い方法 | – |
駐 車 場 | あり(未舗装) |
公式サイト | https://miyamanavi.com/sightseeing/ishida |

石田家住宅の駐車場は、建物の先にある広場が利用できます。舗装はされておらず、草が生えているため、慎重に駐車しましょう。
亀岡市と南丹市を満喫しよう
亀岡から南丹にかけては、アクセスのしやすさに加えて、快走路など立ち寄りスポットが豊富な地域です。大阪北部に住むライダーなら、お散歩感覚で気軽に楽しめます。
ご紹介したスポットは、短時間でも充実したツーリングを楽しめるので、ルート選びに迷ったときは参考にしてみてください。
ではまた!

さらに周辺ルート、スポットを探すならツリマがオススメ!


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